鹿島沖の船ヤリイカ釣りに注目 良型主体にトップ30尾【豊丸】

鹿島沖の船ヤリイカ釣りに注目 良型主体にトップ30尾【豊丸】

2月2日、鹿島の豊丸からヤリイカ釣行へ。早々に厄介者のサバが登場したが、その後は6点掛けなどで挽回。トップ30尾の釣行となった。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 大谷俊夫)

TSURINEWS編集部

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豊丸でヤリイカ狙い

2月2日(日)、鹿島の豊丸へ。休日だけに20人以上が乗り込む大型船から取材した。

集合は4時、出船は5時。港はまだ暗く、気温がかなり低いため厳冬期を意識したウエアを用意したい。昼近くなって日が差せば気温は急上昇、暑いくらいになる。脱ぎ着して調節できるように重ね着の防寒が適する。

出船前に大船長に話を聞くと「釣果は下降気味」の答え。この釣りには避けられないことだが、どうしても群れが薄くなるタイミングはある。こうなると新しいグループが現れるのを待つしかない。次々に新群れがやってくる状況になれば連日の大釣りになるが、それは今後の話だ。

鹿島沖の超浅場に群れが現れる

ポイントまでは航程1時間ほどで、狙う水深は130mと同エリアにしては深め。これが水深50~60mまでくればいよいよ本番。鹿島沖はこの超浅場に群れが現れるのが特徴。

ほかのエリアより手返しが速くなるため、数が伸びやすい。こうなると同地の遊漁船の大半がヤリを求めて、連日、港を出ていくことになる。

当日はまだ深いポイントの時期だったが、出頭洋幸・若船長が舵を持つ大型船は満船。「多くのお客を断ることになってしまった」と女将は申し訳なさそうに語る。それほど人気があるのだ。

鹿島沖の船ヤリイカ釣りに注目 良型主体にトップ30尾【豊丸】ヤリイカ釣りは大盛況で満船(提供:週刊つりニュース関東版 大谷俊夫)

厄介なサバが登場

5時に出港すると、南へ走る。風は弱いがシケ模様が続いたのでウネリはある。慎重に進み、ポイント着は6時半。キャビンを出てみれば日が昇り、明るくなっている。

群れを狙うため、船は密集して船団を形成することが多い。しかし、周囲にほかの船はない。船長が単独で見つけ出したエリアのようだ。

合図があって一斉にオモリが投げ入れられる。高活性のイカは目についたプラヅノにすぐに飛びついてくる。オモリが海底に着底すると同時のアタリ「着乗り」、これに皆が期待する。

鹿島沖の船ヤリイカ釣りに注目 良型主体にトップ30尾【豊丸】合図と同時にオモリを投げ入れる(提供:週刊つりニュース関東版 大谷俊夫)

しかし、底に着く前に仕掛けは止められる。定番ゲスト、サバの登場だ。脂がのっている大型なので、かなり美味だが、プラヅノを丸飲みしたり仕掛けが絡んだりするので厄介者扱いだ。この魚を避けるために直結仕掛けにチェンジする人はいるが、シブい状況が続き本命の顔はぽつぽつ程度。

なかなかサバの群れが抜けないため、あきらめてポイントを移動。次の場所には僚船が多く見える。この移動は正解で、船中では次々とパラソルと呼ばれる大型が姿を見せ始める。

5~6点掛けも

右舷ミヨシ2番から並ぶのは釣友8人で聴講した相原さんグループ。行きつけの飲み屋で知り合ったというメンバーは渡辺さん、国井さん、髙田さん、伊藤さん、小沢さん、原嶋さんらが和気あいあい、実に楽しそうだ。

鹿島沖の船ヤリイカ釣りに注目 良型主体にトップ30尾【豊丸】良型のヤリイカに笑顔(提供:週刊つりニュース関東版 大谷俊夫)

反対の左舷では創川さんと浜島さんが竿を振る。この二人も友人同士だ。

後半になるとウネリは小さくなり、5~6点掛けになることも。

最終釣果

11時半ごろ沖上がり。やはりこの日も厳しい状況だったが、竿頭は30尾に到達。良型主体なので十分な釣果だ。

今後は新しい群れの到来、浅場への襲来に期待だ。

<週刊つりニュース関東版 大谷俊夫/TSURINEWS編>

▼この釣り船について:豊丸
鹿島沖の船ヤリイカ釣りに注目 良型主体にトップ30尾【豊丸】
この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年2月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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