冬の波止リレー釣行満喫 コウイカエギング&サゴシジギング【清水港】

冬の波止リレー釣行満喫 コウイカエギング&サゴシジギング【清水港】

2月6日、筆者の地元の清水港でサゴシゲームとコウイカエギングのリレー釣行を楽しんできた。当日は筆者の誕生日だったので、無事に海からの誕生日プレゼント?をもらうことが出来た。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)

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Shunichi_Sugimoto

静岡在住の釣り好きです。季節ごとその時に釣れているターゲットを狙って一年中釣りを楽しんでいます。解説記事をメインに釣果レシピや釣行記も執筆中。

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清水港の釣況

最近の清水港は40cmクラスのサゴシ(小型のサワラ)が回遊中で、タイミング次第ではベイトフィッシュを追いかけてナブラやボイルも発生している。

サゴシ以外の釣りターゲットではコウイカも好調で、例年よりも水温が高いからか良く釣れている。調子が良い日には1時間も釣りをすれば複数釣果も期待できるのでおすすめだ。

冬の波止リレー釣行満喫 コウイカエギング&サゴシジギング【清水港】清水港でサゴシ&コウイカ(提供:WEBライター・杉本隼一)

リレー釣行タックル紹介

当日持ち込んだタックルは1セットだが、替えスプールを持参してターゲットによってラインをチェンジした。

冬の波止リレー釣行満喫 コウイカエギング&サゴシジギング【清水港】タックル図(作図:TSURINEWS編集部)

なお、替えスプールのメリットについては「大人気『SLS』ゲームを更に快適に 替えスプール持参のメリット3選」を読んでほしい。

サゴシジギングからスタート

11時頃からゆっくりと釣りを開始。まずはサゴシ狙いのジギングで、潮通しの良い場所からルアーをキャストする。ルアーを動かしながら海を観察すると、かなり沖でサゴシのジャンプを確認できたが、遠すぎてルアーが届かない位置だ。

冬の波止リレー釣行満喫 コウイカエギング&サゴシジギング【清水港】当日使用のジグ(提供:WEBライター・杉本隼一)

ナブラが出ていなくても周辺に魚がいることもあるので、ルアーをいつもより深めのレンジに入れて丁寧に誘うが反応はなかった。ルアーが届く範囲にサゴシの群れが来るまでは厳しいと判断し、群れが寄ってくるまで休憩して待つことにした。

ナブラ撃ちで43cmサゴシ

昼頃になり、ルアーが届く範囲でナブラとボイルが発生したのでその周辺にルアーをキャストした。3~5カウントほど沈めてから見切られないように早めのただ巻きで誘うとガツンとヒット!

掛けた瞬間から荒っぽく暴れて抵抗するので、本命と確信!

引きを楽しんだら一気に抜き上げてゲームセット。43cmほどの本命をキャッチした。一瞬のチャンスタイムだったようで1匹釣れたものの群れはどこかへ行ってしまったようだ。

ここでコウイカエギングに変更することにした。リールにエギング用のスプールを装着してコウイカの実績が高い船だまりの入り口付近へと移動した。

冬の波止リレー釣行満喫 コウイカエギング&サゴシジギング【清水港】エギングへ転戦(提供:WEBライター・杉本隼一)

船道狙いのコウイカエギング

狙う場所は「船道」と呼ばれる海底が掘られている場所だ。船が往来する場所では海底が深くなっていることがあり、このような場所に魚やコウイカなどが溜まりやすい。

冬の波止リレー釣行満喫 コウイカエギング&サゴシジギング【清水港】船道を狙う(提供:WEBライター・杉本隼一)

広範囲を探るために扇状にキャストを繰り返して丁寧に海底付近を誘ってくる。着底後、アクションを入れるために糸ふけを巻き取ると柔らかい感触と重みが伝わって来た。

どうやらエギが着底した瞬間に抱いていたようだ。しっかり合わせて寄せてくるとずっしりとした重みの後に、ジェット噴射。少しサイズが良さそうだ。

500gコウイカをキャッチ

コウイカはバレやすいのでテンションを抜かないよう慎重に寄せてくることが大切だ。慎重にやり取りをして、海面に浮上したのは丸々した本命のコウイカだ。すると、こちら目がけて墨爆弾を発射!

幸い墨だらけになることはなかったが、コウイカは別名「スミイカ」と呼ばれるほど大量に墨を吐くので、かけられないように注意が必要だ。

冬の波止リレー釣行満喫 コウイカエギング&サゴシジギング【清水港】食べ頃コウイカをゲット(提供:WEBライター・杉本隼一)

ネットインして500gジャストの食べ頃サイズをキャッチ。コウイカは肉厚でとても美味しいイカなので締めて持ち帰ることにした。

サゴシと食べ頃サイズのコウイカを釣り、とても満足したのでここで納竿することとした。海からの嬉しい誕生日プレゼントとなった。

<杉本隼一/TSURINEWS・WEBライター>

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