子連れボートワカサギ釣行 「赤ムシvs紅サシ」の結果は?【入鹿池】

子連れボートワカサギ釣行 「赤ムシvs紅サシ」の結果は?【入鹿池】

1月2日、愛知県の入鹿池へ友人親子とボートワカサギ釣行しました。当日は、ワカサギの代表的な釣りエサ「赤ムシ」と「紅サシ」の釣り比べも。果たして結果は?

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・宇佐美 岳洋)

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うさみたけひろ

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淡水の釣り ワカサギ釣り

トラブル連発のスタート

7時30分、灯台前と呼ばれるポイントに到着。いつもこのポイントからスタートしていて、やはり本日の1匹目はシュウトくん。

自分は山から顔を出す日の出に夢中になっていたが、シュウトくんから遅れること10分、初ワカサギを無事キャッチできました!

開始1時間でカズとシュウトくんは順調に釣り上げ、おやつを食べ、シャボン玉遊びが始まるぐらいの余裕っぷり。

子連れボートワカサギ釣行 「赤ムシvs紅サシ」の結果は?【入鹿池】順調に釣果を重ねるカズ親子(提供:WEBライター・宇佐美 岳洋)

一方でこちらは、2投目からトラブル三昧で、まずは「バックラッシュ」。やはり御年8歳(競走馬の8歳ぐらいのイメージがふさわしい)のリールはケアが必要なようで、日頃のメンテナンスを怠っていたことに反省。

次に「幹糸切断」。慣れない紅サシをハサミで切ったとき一緒に幹糸を巻き込んでしまいました。ハリスなら針1本ぐらい仕方ないと思いすぐ釣りを再開できましたが、幹糸の、それも1本目の針の直下を切ってしまったので切断部を結び合わせることに手間取りました。

極めつけはリールとセットで買っていた竿に引退勧告、「トップガイドの破損」。ガイドが根っこから折れてしまいました。

「シュウトくんが生まれる前から使っていた竿」、「カズ夫妻の釣りデートにお邪魔してきた竿」、「テナガエビにも流用した竿」、数々の思い出が走馬灯のように駆け巡りましたが、そんな感傷に浸っている場合ではなく爪切りを使い、折れ口を整えて釣りを再開。

結局、釣果は紅サシに4匹。

休憩はさみポイント移動

正午頃、シュウトくんの一声で陸に戻り情報収集。

午前中のみで帰ったグループが40匹、ポイントは「火の用心前」と店員さんに伺いました。ただ池全体を見渡す限りボートは点在し、際立った釣果のあるポイントが無いとのこと。

ホットコーヒーかコーンスープ、どちらを飲むか悩みながら、午後はどこで釣ろうか?カズ親子と相談して、「灯台前~火の用心前」の間で釣ることにしました。(結局、飲み物は買うことを忘れてしまいました。)

入鹿池のポイント名

 ちなみに入鹿池のポイント名称がユニークなことにお気付きでしょうか?例えば、「火の用心前」と物々しい名称は、山でよく見かける「火の用心」の立て看板から来ています。岸の斜面から池に向いて立ててあるからです。

「灯台前」と聞くと、池に灯台!?なんてリッチ!?な池なんだ!?と感じる方もいらっしゃると思いますが、池として灯台を使っているのではなく、池に隣接する明治村というテーマパークに建てられた灯台です。

「品川燈台」といい重要文化財で、元は東京の品川に建ててあった現存最古の洋式燈台とのこと。そんな歴史的な建造物がポイント名称となるレトロな釣り場が入鹿池なのです。

他には教会前なんてポイント名もあります。またテーマパーク内を走る日本で初めて開通した市電、京都市電の走行音も聞けますよ。

最終釣果

午後は新しい仕掛けに替え、穂先が折れた竿の感覚にも慣れてきたことでカズ親子を捲る勢いもありましたが、食いが渋いまま、釣果は紅サシに15匹。

最終釣果は、「紅サシ19匹」に対し、「赤ムシ40匹」とダブルスコアです。二人は午前中のトラブルが無ければ負けていたと言ってくれてはいるけど、カズとシュウトくんには参りました。

子連れボートワカサギ釣行 「赤ムシvs紅サシ」の結果は?【入鹿池】当日の釣果(提供:WEBライター・宇佐美 岳洋)

竿の本数で言えば、カズ親子の赤ムシ2本に対して、こちらは紅サシ1本。しかしカズ親子の手返しの良さや連携プレイには完敗です。

後日、見晴茶屋さんのホームページでは200匹前後の釣果報告があり、翌3日は500匹以上の釣果記録が多数。使っている餌はほとんどが紅サシ。

子連れボートワカサギ釣行 「赤ムシvs紅サシ」の結果は?【入鹿池】別日の釣果(提供:WEBライター・宇佐美 岳洋)

自分の未熟さ、日頃の行いを改める決意の釣行となりました!(日頃の行いが良いときっと釣果にも結び付きますよね!…ねっ!)

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