和歌山・古座のオーシャンフィールドで、ロックフィッシュ狙いのタイラバで出船。前情報通りの高活性でアカハタ、オオモンハタ、アオハタなど数多くのハタ類を楽しんだ。
(アイキャッチ画像撮影:TSIRINEWS関西編集部・松村計吾)
大物ヒットも・・
ラインの出が止まる事なく10m以上も引きだされた挙げ句に、根に潜られてしまった。ラインを出してチョンチョンと震わせ、時々、思い切り引っ張ってみると急に魚が出てきて、ゴンゴンと強烈に頭を振る。
「よし、出た」と思ったのもつかの間、再び根に潜られてしまった。何度か引きだそうとやってみたが、結局はラインブレイク。リーダーがボロボロに根ズレしていた。実はそんな引きが2回もあって、2回とも根に潜られてしまった。おそらく、原因は遠くで掛けすぎたため、ヒットした魚を浮かせる事ができないまま、魚が根に突っ込んだのだろう。
もっとヘッドを重くして、手前でヒットさせるようにしないと…と反省。この日は大型魚はバラしてしまったが、それでも、オオモンハタは35cm級、アカハタは30cm級、ほか、ウッカリカサゴ、ガシラ、イヤゴハタ、ルリハタ、アヤメカサゴ、アオハタなど、まさに魚種多彩な釣果となり、白波が立ち始めた正午過ぎに納竿とした。
今後の展望
本来、古座沖のロックフィッシュは水温が20度を下回ってくる1、2月が本番。今季は水温の低下が遅れているため、本番は後ろにズレ込む可能性が高く、これからが盛期となる予感。盛期に入ればオオモンハタは45~50cmクラス、ほかに当日は登場しなかったマハタやホウキハタなどの大型ハタ類も期待できる。
また、釣り方としてはタイラバの他、テキサスリグ+ワームや一つテンヤ、フリリグなど、いろいろな釣りに対応できるエリアが数多くあるのも魅力だ。
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>