12月29日、所属する越中島釣友会の納竿釣行会で内房・勝山の柾木丸を仕立ててマダイ~アマダイリレー釣りを実施した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
柾木丸で出船
船長と約束した出港時刻の45分前に勝山港北部岸壁に有る柾木丸の船着場に到着、参加者6人は船長と挨拶を交わして第五柾木丸に乗船、釣り座は公平を規して前回と違う席に着くことを条件として会員間で相談、ミヨシ寄りから左舷に原田さん、多田さん、江原さん、右舷に井上さん、私、菊池さん(以上敬称略)が入った。
日の出時刻に始められれば十分と午前6時半に出港、航程約10分で浮島南方沖にある水深40m前後の釣り場に到着、船首を風上となる北に向けたところで船長がピーと笛を吹き、エンジン流し(風潮流で船が流される分をスクリューと舵で補正して釣りイトを立てる操縦方法)で実釣開始となった。
最初のポイントでマダイやイナダ
海況は晴れ、風は北から風速5~6mあったが浮島の陰に入り海面は凪、潮色は澄んだ青緑色で流れは止まっていた。
エサは船長に用意してもらったオキアミブロックから形の良いものを拾い出して2本のハリに装着、海底は根掛りするので底上1m上げてから1m間隔でコマセワーク、底上9mにタナを取った。
最初のポイントを1時間掛けて探ったが潮が左前へ流れていて30cm級マダイが左前の原田君に、40cm級イナダが左胴間の多田さんと右前の井上さんに来たが、潮止まりとなった2流し目は左後で江原さんが25cm級マダイと30cm級ガンゾウビラメの一荷を上げた他はエサ取りの攻撃を受けた。
場所移動でオニカサゴやウッカリカサゴ
船は8時半に大房岬沖の水深50m前後の釣り場に移動したが、こちらも根魚を狙った菊池さんが22cm級と25cm級ウッカリカサゴの一荷に続いて30cm級オニカサゴを釣り上げるに留まり、午前11時に再び浮島方向へ戻った。