エリアトラウトを中心に、ソルトフィッシングでも多用される『スプーンルアー』。名前の通り、ティースプーンが起源という説も。そこで、今回は実際のスプーンからルアーを作成し、実釣した模様をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・松浦)
自作スプーン実釣レポート
12月某日、北関東某管理釣り場にて本当にティースプーンで釣ることが出来るのか実験してみた。今回は、前記事「『こんにゃくワーム』の作り方 スーパーの食材でブラックバスを釣る!」の様なボウズにならないように2人がかりで挑んだ。
釣り場について管理人の許可を得ると早速タックルの準備をした。管理釣り場は個々でルールが決まっているため、自作ルアーを使用する際は必ず事前に許可を取るようにしたい。
スプーンが大き過ぎる?
用意したスプーンはティースプーンとアイススプーン。この時、衝撃の事実に気づいてしまった。スプーンが大き過ぎる。市販品の2g程のスプーンと比べると4倍の大きさがある。
この釣り場にいるニジマスのアベレージは30cm程なので果たしてここのニジマスはビッグスプーンを食べることができるのだろうか。しかし実際に投げてみると魚の反応はとてもいい。複数匹の魚がスプーンを追いかけてきて頻繁にアタリもある。しかし、ニジマスの口に針が掛からない。
奇跡の背掛かりでニジマスキャッチ!
諦めかけながら3時間程投げていると奇跡は起きた。1匹のニジマスがスプーンにタックルし、それが背に掛かったのだ。結果的には3時間で背掛かりが1匹。
寂しい結果ではあるが、まだまだ改善の余地が多くあるので楽しみだ。今回のヒットルアーはティースプーンではなくアイススプーンだった。釣りの楽しみは魚を釣るだけでには留まらず、道具を作ったり、新たな釣り場を探したりと視点を変えれば沢山ある。様々な角度から釣りの楽しさを見つけてもらいたい。
<松浦/TSURINEWS・WEBライター>