中オモリスタイルでコウイカエギングを攻略 10杯で竿頭【知々丸】

中オモリスタイルでコウイカエギングを攻略 10杯で竿頭【知々丸】

「家島諸島周辺でコウイカ絶好調」と言う情報を聞きつけ、11月27日の1週間前に乗合船知々丸に予約を入れ、釣友の小田さんとエギング釣行してみた。この日は、やや乗りが芳しくなかったが、アベレージサイズの胴長20cm級を始め、船中では30cm超も上がって和やかな船釣りを満喫できた。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・森雨魚)

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坊勢沖でコウイカエギング

コウイカエギング釣行当日、最初のステージとなったのは坊勢沖。水深30mの水道エリアだ。30号の中オモリ仕掛けにディープタイプのエギ3.5号を装着すると「スーッ」と、潮流になじみ海中へと吸い込まれていく。

中オモリスタイルでコウイカエギングを攻略 10杯で竿頭【知々丸】当日のタックル(作図:TSURINEWS関西編集部・松村)

ムニューと反応が・・・

数秒後に着底を確認し、4シャクリほどスロージャークを入れ、10秒ほどステイ&ポーズタイムを保ち、コウイカのバイトを待つ。ようやくロッドティップがムニューともたげたところでアワせる。ドスンとヒットしたのは、釣りをスタートしてから15分後の事だった。

墨爆弾にご注意!

ドヨ~ンと海中から姿を現し、海面に墨を吐き散らかすコウイカは、横抱きしたエギのカンナが目もとにガッチリとフッキングしていた。当日の釣果を占うかのように、いきなりの活性の低さと釣り荒れを感じてしまう。

爆発危険物に対応する爆弾処理班のように、慎重にネットインして取り込んだコウイカは、レギュラーサイズの胴長20cm級。しっかり墨を吐かせて足元のイケスにそっと投入するまで、まったくもって気が抜けない。

中オモリスタイルでコウイカエギングを攻略 10杯で竿頭【知々丸】20cm級のコウイカがヒット(提供:WEBライター・森雨魚)

エギローテで釣友にも

すると「小っちゃいけど・・・」と、小田さんもコウイカをゲット。ようやく、アタリをとらえた小田さんは、エギのカラーをマーブルからパープル、マリンブルーへと頻繁にローテーションして見事キャッチに成功したのだ。

中オモリスタイルでコウイカエギングを攻略 10杯で竿頭【知々丸】小田さんにもコウイカが(提供:WEBライター・森雨魚)

水深40mエリアで良型連発

第5ステージとなった坊勢島の北裏ポイント、水深40mエリアでは、右舷中央部の釣り人が胴長30cm超のナイスサイズを連発で仕留めていた。羨ましく見守る周りの知々丸ファミリーの釣り人が「グッドサイズ!」と、激励。この雰囲気には感動だ。

中オモリスタイルでコウイカエギングを攻略 10杯で竿頭【知々丸】深場で釣れた胴長30cm超(提供:WEBライター・森雨魚)

和やかな雰囲気が素晴らしい

釣果は竿頭で10パイと今ひとつだったが、他の釣り人とも喜びを分かち合い、オマツリしても寛容な心を持って釣りを楽しめる釣り人ばかりの雰囲気にすっかり気持ちも和んだ。

乗船する釣り人のモラルの高い、紳士釣り師の集結する釣り船で、またリベンジ釣行してみたいと思った。「また来てね!」と、にっこり笑って見送ってくれる上谷船長と奥さんはとっても親切で優しかったのが印象的だ。

<森雨魚/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り船について:知々丸
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