東京湾バチコンアジングで38.5cm頭に2人で約100尾の大釣り【渡辺釣船店】

東京湾バチコンアジングで38.5cm頭に2人で約100尾の大釣り【渡辺釣船店】

アジをルアーで狙う 「アジング」。ライトタックルで手軽ながら、テクニックの差などで釣果が変わるゲーム性の高さがあって奥深い。なかでも、最近人気上昇中なのが「バチコン」だ。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

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「バチコン」とは

一般的な陸っぱりアジングは、漁港などの堤防からキャストして横方向に狙うのに対し、バチコンは船からバーチカル(タテ)にアジのいるタナにコンタクトさせるので、略してこう呼ばれている。

発祥は福井県の小浜や三重県の尾鷲とされ、現地では陸からなかなか釣れない大型の数釣りが楽しめるのが魅力。東京湾でも最近、愛好者が増えている。

前者でのバチコンは、夕方に出船して集魚灯をつけ、アジを寄せて狙う夜釣りが基本。だが、東京湾ではLTアジ船に同乗することが多いので、日中に楽しめる。

東京湾でバチコンアジング

このバチコンを楽しもうと、11月10日(日)に横浜山下橋の渡辺釣船店へ向かった。

同行したのは、横浜在住のエキスパート・橋詰さんと、釣り具メーカー関係者や国内線パイロットなど男女7人。そのうち4人が初挑戦。ほかにコマセ釣りの人が10人ほど集まり7時に出船。

東京湾バチコンアジングで38.5cm頭に2人で約100尾の大釣り【渡辺釣船店】渡辺釣船店の外観(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)

当日のバチコンタックル

タックルは6.8ftの専用スピニングロッドにリール2000番。ラインはPEライン0.4号、リーダーとしてフロロカーボライン2号を1mほど結ぶ。

東京湾バチコンアジングで38.5cm頭に2人で約100尾の大釣り【渡辺釣船店】当日のタックル(作図:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)

バチコン仕掛け

仕掛けは胴突き仕掛けと同様のダウンショットリグが基本。リーダーにステイトを編み込む逆ダン(逆ダウンショット)という方法もあるが、今回は、より簡単に仕掛けを作れる三つ又サルカンを使ったリグでスタート。

ちなみに、逆ダンのメリットは、ステイトをずらすことで、ハリスの長さを自由に変えられる点。

デメリットはラインがヨレやすいことと、オマツリしたときに仕掛けを全て作り直す必要が多いので復旧まで多少時間がかかること。

東京湾バチコンアジングで38.5cm頭に2人で約100尾の大釣り【渡辺釣船店】当日使用した仕掛け(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)

三つ又サルカンのメリット

一方、三つ又サルカンのメリットはラインがヨレにくく、ほかの人とオマツリしたときはサルカン部でカットすれば復旧が早い。

だが、枝スの長さを変えるには結び直す必要がある。三つ又サルカンの下側には、2号のステイトを1m結び、スナップを介して8号のナス型オモリ。ハリスはフロロカーボライン6lb(約1.5号)を20cm、0.3gのジグヘッドに3inのストレート系ソフトルアーをセット。

バチコン釣り方

バチコンの基本的な釣り方は、リグを着底させ、軽く数回ロッドアクションを入れて数秒から20秒程度止めてアタリを待つ。

ほかにカワハギ釣りのように、オモリ着底のあと、ラインを張らず緩めずの状態にしたゼロテンや巻き上げ、テンションをかけながらゆっくり落とすフォールなど様々なバリエーションがある。

アタリとアワセ

アタリがきたら素早くアワセを入れてハリ掛かりさせていく。さらに、アクションやソフトルアーのカラーでアタリが変わるので、様々なことを試して当日に合った釣り方を探すことが大事。

ルアーには小型20㎝級がヒット続く

ポイントには20分ほどで到着。水深は15mほどの場所で、船の魚探には底付近に反応が出ている模様。釣りを始めて数分でコマセ釣りの人たちにアタり始めたが、ルアーチームにはまだアタリがほとんどない。

やっとヒットしたのは経験者の女性アングラー。サイズはやや小型の20cm級だったが、これを皮切りにエキスパートの橋詰さんほかヒットが続く。

このポイントでは、底付近に小型が多く、中層では30cm前後の良型が多かった。

しかし、状況があまりよくない。コマセ釣りの潮下ではアタリが定期的にきて、10尾前後の釣果だったが、潮上側はコマセが効かないためかアタリが少なく、私は小型4尾だけ。

東京湾バチコンアジングで38.5cm頭に2人で約100尾の大釣り【渡辺釣船店】ソフトルアーに食ってくる(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)

良型の群れにあたり尺級アジをキャッチ

このあと、船を10分ほど走らせポイント移動。

これが正解で、良型の群れにあたり、最後の30分で最大38.5cmを筆頭に、ルアーチームも尺級が数尾釣れて楽しめた。

東京湾バチコンアジングで38.5cm頭に2人で約100尾の大釣り【渡辺釣船店】いいサイズが上がった(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)

午後船で35㎝良型を手中

だが、私はこれでは満足できず、橋詰さんと居残りで午後船に乗船。最初に船長が選んだポイントは先ほど良型が釣れた場所。

リグを落とし、オモリを底に着けた状態でアクションさせていると、コツンと明確なアタリ。強い引きが伝わり、明らかに良型とわかる。上がってきたのは35cmの立派なサイズ。

その後、スプリットショットリグなど軽いリグを試してみたが、反応は薄く、この間に橋詰さんは数尾の尺アジをキャッチ。

東京湾バチコンアジングで38.5cm頭に2人で約100尾の大釣り【渡辺釣船店】35cmの立派なサイズ(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)

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