バス釣りで45cmアップ3連発ハニースポット狙い撃ち【芦川ダム】

8月11日、大分県の芹川ダムに釣行した。バックウォーターやインレッド、シェードと、ハニースポット狙が奏功し、45cmオーバーのバスが連続ヒット！

ｓ●大分県のリアルタイム天気＆風波情報

（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース西部版 APC・村上貴彦）

TSURINEWS編集部

2019年9月5日

ルアー＆フライブラックバス

5kg超えのコイも乱入！？

午後も午前の確認から始め、午後3時を回ったところで数釣りからキッカーフィッシュ（大型）にシフトした展開を模索する。

湖全体から最上流エリアの手前やワンドの出入り口など、上流の水が交じわり、水深が確保（10m前後）されたエリアの中層にびっしりと帯状にワカサギが映るエリアを午前中に何度か確認していたため、そのような場所に時間をかけて釣り込んでみた。

何もない沖の釣りに同船者の太田さんも困惑していたが、ワカサギのレンジを意識しながらジグヘッドリグをスイミングさせていると45cmオーバーサイズが3連発、それもそのほとんどが回収中のルアーがボートのヘリでいきなり真下に突っ込まれるバイト！その感覚はとてもスリリングであり、フッキングと同時にガンガンとドラグを滑らせて太田さんの笑み。

スピニングタックル図（作図：週刊つりニュース西部版 APC・村上貴彦）

釣れるバスもワカサギについているため1kgを軽くオーバー、コンディションが上向きな魚体が多いと感じた。そして極めつけは私に5kgオーバーのコイ。ライトラインのファイトで10分を要したが、キャッチに成功した。

5kgオーバーのコイをゲット（提供：週刊つりニュース西部版 APC・村上貴彦）

バスの気持ちになることが大切

このように炎天下の中にもダムの各エリアにはハニースポットが点在する。これらのエリアは様々な要素の複合によりプランクトンや酸素、エサとなるエビやワカサギ、ブルーギルなどが豊富に供給され、バスも多くストックされている。このようなエリアを見つけると、今までの釣りが嘘のように良型バスのみ連発することも珍しくない。

特に高水温、酸素量の低下などマイナス要素が強くなる8月はエリア選択における釣果の差が大きく左右され、シェード、ウィードまたは冠水植物、インレット、風などが複合するエリアは釣果伸びやすい傾向にある。

暑い時は人間もエアコンの効いた涼しい部屋や木陰で休憩することは同じであり、バスの気持ちになり、季節感を考え、自分たちに照らし合わせて考えてみることも大切ではないかと思った。

なお、芹川ダムは地元漁協とアングラーにより大切に守られてきたフィールド。
釣り券、ボート券の購入、ダム利用時間、駐車場のマナーなどを含めて釣行の際は確認して楽しい釣りを。