仕事からの帰りがけにちょろっとや、旅先で空いた短時間にサクッと釣りをしたい、なんてことありませんか?今回は、そんな時に活躍するパックロッド(コンパクトロッド)を紹介。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部中西)
オススメロッド
では、私的オススメパックロッドをライトゲーム用とシーバス~チョイ投げ用に分けて何本か紹介したい。
ライトゲーム用
まずライトゲーム用として紹介したいのが、モバイルパックシリーズの564TULS。テレスコピックタイプの4本継ぎで、仕舞寸法は52cm、適合ルアーウエイトは0.8~7gでライトゲームにはピッタリのスペックを持っている。価格は抑えたいけれど、性能にも極力妥協したくない、しかもマルチに使えるコンパクトなロッドがほしいというアングラーにはピッタリの一本だ。
次に紹介するのは、フリーゲームXTのS64ULS。こちらは並継ぎタイプの5ピースで、仕舞寸法は43.2cm、キャストウエイトは0.3~6gとなっている。パック&トラベルロッドにおける様々な弱点を克服した、ショアスタイルの本格マルチピースロッドだ。
そして、MG700‐5S。このサオは5本継ぎで、仕舞寸法は49.9cm。キャストウエイトは7gまで。チューブラートップで7ftという取り回しのいいレングスで、ダウンショットからウルトラライトジグ、スモールプラグまでソツなくこなす、マイクロソルトゲームのオールラウンダーだ。
シーバス、タチウオなど用
続いてシーバスやタチウオ用として紹介するのが、クロステージCRX‐904ML。逆並継ぎの4本継ぎで、仕舞寸法は73.5cm、10~30gのルアーに対応している。シャープで操作性がいいと評判の3代目クロステージとほぼ同じアクションと強度を4ピースで再現したモデルで、堤防や河口で狙うシーバスやスーパーライトショアジギングに対応するモデルだ。
トラスティクS710MLは、逆並継ぎの4本継ぎで仕舞寸法64cm、適合ルアーウエイト6~28g。トップから3継ぎ目のピースが長短2タイプ用意されており、1本で2.10mと2.40mの長さを使い分けられるのが特徴。シーバス、タチウオ、エギングなどにちょうどいいモデルだ。
最後は、コンパットGCMS‐745M。このサオは印籠継ぎを採用した5ピースで、仕舞寸法は52cm。ルアーウエイトはマックス30gのスペック。軽量かつ高剛性で、継ぎ数の多さを感じさせないベンディングカーブを実現した、1ピースロッドのような本格パックロッドだ。
いかがだっただろう? 今回紹介したのは6本だが、ほかにも様々な製品がラインナップされており、今後も増えていくはず。手ごろな価格のサブ的な1本で釣りの幅を広げるのもよし、ハイエンドな1本をメインとして運用するのももちろんありだ。ぜひ進化したパックロッドを試してみてほしい。
<中西/TSURINEWS関西編集部>