7月18日、午後11時に熊本県天草市二江にある通詞島に到着。今回は好釣果に恵まれているショアタイラバ(ナイトショアラバ)を実践。日中にやるショアラバとの違いを頭に叩き込むため挑戦してきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・日髙隆行)
ショアからコショウダイ
堤防先端には先行者が2人。それもなかなか大きい魚がタモに収まっている。あいさつをして魚を見せてもらうと、なんと今回のターゲットである60cmほどのマダイ。
先行者はルアーでの釣果。「ルアーにアタるならタイラバ余裕だな」とまずは内向きにキャストし、扇状に探っていくと、その3投目に「ゴッ…ゴッ…ゴッ!」「ググーッ!」「よし食った!」最後の食い込みの時にアワセを入れ完璧にフッキング!
「ん~?これマダイか?首は振るし重量感もある。が、重量感に対して突っ込みがおかしい!デカいマゴチ?いや違うな~なんやろ」丁寧に寄せてライトを照らし、速攻でタモ入れしたのはなんと自身初となる良型コショウダイ!
「なかなかコショウダイにしてはデカいんやない?それも堤防からて」
ショアラバのタックル
これだから海は面白い!何がくるか分からない面白さ、それに万能ショアラバ!
狙える魚はアラカブ、マゴチ、ヒラメ、マダイ、青物、シイラ。「これだけの魚種狙えるルアーあるか?それもキャストして底を取ってただ巻きだけで、ないな(笑)」
実際やってみるとエギングより手軽で、魚がいれば必ずコンタクトしてくるのがショアラバであり、結果が早いメリットもある。
50cmクラスマダイ
写真を撮り終わると先行者らは帰ったので、そのポイントに入る。潮は当て潮。慎重に底を取り巻いてくると「コッ…コッ…」「小さい…な!」海面で暴れるマダイをぶっこ抜き写真をパチリ、30cmほどのかわいいマダイ。
「パパかママきてよ」願いが通じたのかその2投目!「ゴッ…ゴッ…グーッ」「ジーーッ!」「ボトムから離した瞬間やな!」アワセを入れなくても向こうアワセがバッチリ決まり…ファイト!
「無理しない無理しない慎重に~」鮮やかなピンク色の魚体が横になったのを確認してタモ入れ! 50cmクラスのきれいなマダイ!
クーラー満パンでやむなく納竿
「いいね~まだ釣れるけどさ、クーラーに入らない…」小さいクーラーしか持ってきておらず、泣く泣く後ろ髪を引かれる思いで釣り場を後に。
ナイトショアラバ、デイショアラバ、まだまだやり込まないと分からないことがあるもの。分かったことがあれば、今後も書いていくので、みなさん参考にしていただければ!
<週刊つりニュース西部版 APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
通詞島