現役大学生カップルのちょい投げデート 釣りでポイントアップは可能?

現役大学生カップルのちょい投げデート 釣りでポイントアップは可能?

夏も本番に入り、恋人や家族とレジャーに行く機会が増えるだろう。今回は、釣未経験の彼女とシロギス狙いのちょい投げ釣行へ赴いた。釣りデートの参考になれば幸いだ。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井航)

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Wataru_Nagai

はじめまして。釣りの守備範囲は金魚から大型青物まで!大学では海洋生物を専攻していたので多角的な分析もしたいと思います。

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海釣り 堤防釣り

ちょい投げシロギス釣りデート

人生で1度も魚釣りをしたことがないという彼女を連れて、簡単で誰でも楽しめるちょい投げ釣りをしてきた。

初心者でも楽しめる釣りといえばサビキ釣りやちょい投げ釣りといったところがメジャーだ。どちらの装備もあったが釣りをするのが日中メインとなりそうだったのでマヅメ有利のアジ、イワシ狙いのサビキ釣あきらめ、砂浜の女王の異名を持つシロギス狙いでチョイ投げ釣行にした。

シロギスは「砂浜の女王」の異名からもわかるように、見た目も美しいかつ、今引きも楽しめる。さらに味も良しと三拍子が揃っている。

当日のタックル

今回の仕掛け2本針のちょい投げ仕掛けを使用した。様々な種類の針の仕掛けが市販されているが、なるべく小さな針を選択すると良いだろう。

現役大学生カップルのちょい投げデート 釣りでポイントアップは可能?当日のタックル

港内でシロギス連続ヒット

先ずは眺望も優れたサーフからちょい投げを行った。しかし、サーフは彼女も私も1投で針をフグに盗られたため難しいと判断。すぐに港内に移動することにした。

港内ではお互いが3投程すると私にシロギスからのアタリが出た。これを皮切りにシロギスの活性がドンドン上昇。彼女も無事にシロギスをキャッチ。はっきりとした魚信を小さなシロギスが出すことに事に驚いていた。

現役大学生カップルのちょい投げデート 釣りでポイントアップは可能?本命シロギス(提供:WEBライター・永井航)

シロギス自体はピンギスが主体でだったものの数が多いようで毎投のようにアタリが出るという時間が1時間近くも続いた。

現役大学生カップルのちょい投げデート 釣りでポイントアップは可能?ゲストにメゴチ(提供:WEBライター・永井航)

メゴチもシロギス釣りの定番外道。グロテスクな見た目と多量の粘液に驚くが味は良いのである程度の大きさのが釣れたら食べてみると良いだろう。

その他のゲストでベラ、カワハギ、イシモチ、トラギス等がよく釣れる。時には、かかったシロギスにヒラメが食いついてくることもある。

彼女の希望で延長戦

お昼近くにもなった頃、小休憩を挟みながら釣りをしていると港湾・船舶関係者が、付近で作業を行うので移動してほしいとのことなので丁度良いと納竿。しかし彼女が釣りはとても楽しかったようで、午後も釣りをしたいとのこと。要望に応え一旦昼食と休憩を取って夕方に再度釣りをすることにした。

港湾部での釣りはルールを守って楽しもう。もし今回の場合のように、港湾関係者の方に注意を受けた場合は、従うようにしてほしい。

ちなみにとても親切な方で、作業が終わったらまた釣りをしていいよ。と仰ってくれたのでお言葉に甘え、作業が終わる夕方までは別の場所をチェックしながら最後は同じ場所で行う事にした。

夕方は潮回り的に干潮に当たってしまい、チェックした場所は全て不発。午前の場所でもお互いに1匹ずつのキャッチで終わってしまった。

最終釣果

現役大学生カップルのちょい投げデート 釣りでポイントアップは可能?当日の釣果(提供:WEBライター・永井航)

最終釣果はリリース込みで彼女がシロギス3匹とメゴチ1匹。私がシロギス11匹程だった。アタリの数はとても多かったものの魚が小型だけだったこともあり、ヒットまでは持ち込みにくかった。

それでも当日の最大サイズは20cmの良型で引きも充分に楽しむことができた。まだシロギスはピンギスのシーズン真っ只中。これからの魚の成長にも期待が出来そうだ。

釣りデートのススメ

夏も本番にはいり、よりレジャーに行く機会が増え、恋人や子どもと釣りをするという場面もでてくるだろう。

釣り初心者の中には、虫エサや魚が触れないことや、仕掛けの投入が上手く出来ない人もいるだろう。恋人と行く場合であれば餌付けや掛かった魚を針を外してあげることで、ポイントアップに繋がるかも。

家族や子どもと行く場合も同様に頼れるお父さんで家族サービスにも一躍買ってくれるだろう。

またこれから猛暑が続き、真夏の炎天下での釣りには熱中症には気をつけたい。クーラーボックスにキンキンに冷えた飲み物を入れることを忘れずに。

そしてもし大物なんて釣ろうものなら周囲からの注目を浴びるカッコいい姿を見せられるはずだ。

<永井航/TSURINEWS・WEBライター>