海水浴で気をつけたい海の生き物4種とその対処法 綺麗でも触るのNG

海水浴で気をつけたい海の生き物4種とその対処法 綺麗でも触るのNG

夏のマリンレジャーといえば「海水浴」。海に入る機会が増える季節です。海中には様々な生き物が住んでいますが、きれいだからと、うかつに触ってしまうと、とんでもないしっぺ返しが来ることも。今回は海水浴で見かける可能性がある、危険な生物を4種類紹介いたします。

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その他 サカナ研究所

アナフィラキシーショックには細心の注意を

これまで危険な4種の生き物を紹介しましたが、皆さんはアナフィラキシーショックという言葉をご存知でしょうか?

これは一度毒に侵されたことがある人が、再度同じ毒が体内に入ることによって、過剰に免疫が反応してしまいアレルギー反応がでることにより、ショック状態に陥ってしまうことを言います。

症状としては、血圧の低下、呼吸困難、痙攣、吐き気、などで、これらの症状が出た場合はすぐに病院に直行してください。

こちらは最悪の場合、死に至ることがあります。

刺された患部の異常だけではなく、急激な体調不良に襲われた場合はアナフィラキシーショックを疑いましょう。速やかに病院に向かうか、救急車を呼んでください。

ちなみにアナフィラキシーショックで有名なのはスズメバチですが、クラゲに刺された場合でもアナフィラキシーショックになってしまう人が多いようです。

クラゲだからと楽観せず、冷静に対処してください。

楽しいことには危険がつきもの

海は楽しいことも多く、またきれいな魚や、見たことのなような生物がたくさんいることでしょう。

しかし、それと同じように危険な生物もたくさんいます。「美しいものには棘がある」と昔から言うように、色鮮やかな生物には毒があることが非常に多いです。

大ケガをしないためには、まずはうかつに触ったり、手を伸ばさないこと。海に行く人は、このようなリスクと対処法を一度は読んでおいた方がよいでしょう。

しっかりとした知識をもって、心置きなく海で遊んでもらえればと思います。

<近藤 俊/TSURINEWS・サカナ研究所>