5月中旬の待ちに待った日曜日。頭の中は釣りのことばかりだった1週間。鹿児島県南さつま市方面の秋目一帯のロックフィッシュ狙って、友人の藺牟田さんと一緒にボートジギングへ行った。
40㎝クラスにレギュラーダブル
サイズアップを求めて、やや深場の潮が速い場所へ移動。
すると1投目で藺牟田さんが40cmクラスをゲット。
私も負けじと探っていると、いきなりガツガツっとアタリがでた。アワせるとギューンとロッドに重みがのしかかる。アカハタだ。根の荒い場所であるため、根に入られないようにゴリ巻きする。バラすことなく浮かすことに成功。だが、潮も影響しているのかとてつもなく重い。
時間をかけて浮かし、姿を見て唖然とした。2尾同時に掛かっていたのだ。レギュラーサイズだがダブルには驚いた。
最終釣果とアカハタ料理
その後もコンスタントに釣れ、藺牟田さんは40cmオーバーを2尾。私も引きを存分に味わい2人で14尾のアカハタを上げた。
潮止まりとともに正午に納竿し帰港した。
自宅で腹をさばくと、カニを発見。朝イチはベイトがまったくいなかったため、どうやらカニを食っていたようだ。ベイトがでだしてジグに反応したので、やはりベイトを見つけて釣ることが大事だ。
ボウズも覚悟していたため、釣れて本当に良かった。脂も乗っており、皮を炙って刺し身にした。上品な甘さとコリコリした身がおいしい。
これから夏に向かってさらに上向くと思われる。
次回までに改めてアシストフック作りなどでワクワクした時間を満喫しながら、釣り以外の時間も楽しみたいと思う。
<週刊つりニュース西部版 APC・小場康裕/TSURINEWS編>
南さつま市坊津町秋目周辺