梅雨入りし、外へ出かけることが憂鬱なりがちですが、梅雨こそバス釣りのハイシーズン。初心者でも『巻き」で釣れる時期に突入しました。そこで今回は、バイブレーションとスイムジグで攻める梅雨の河川での狙うべきポイント3選を紹介します。
梅雨のポイント3選
梅雨の時期はバスの活性が高く釣りやすい時期ではあるのですが、ある程度バスが釣れやすいエリアは限られてきます。
しかし広い河川では闇雲に釣りをしても、デコるのが目に見えています。そこで河川の梅雨時期に狙うべきポイント3選を紹介します。
石積みエリア
石積みエリアには高確率でバスが居ます、もしくは回遊してきます。理由としてはエサとなるエビが潜んでいたり、ベイトフィッシュが溜まっているなどの要素がある為です。このようなエリアがあれば必ずチェックしておきましょう。
ブッシュカバー
ブッシュカバーとは、水中や岸際にあるヤブのことを指します。ブッシュカバーは年間通してバスがつきやすいのですが、梅雨の時期は特に狙い目になります。またこの時期は雨が良く降る為、水位が増水することが多々あります。水位が上がるとブッシュカバーが水につかり虫やそれを食べに来たベイトフィッシュなどが集まりやすくなります。そのベイトを捕食しにバスが回遊してくる可能性が高くなります。
ブッシュの脇をバイブレーションを通すことでリアクションバイトが狙えるはずです。自分を中心にポイント広範囲に狙ってみましょう。
ブッシュが濃い場合等は、バイブレーションだとロストしてしまう可能性もあるので、ガード付きのスイムジグがおすすめです。より攻めの釣りを展開できるはずです。
また水位が増えることで、水の流れが早くなっている場合も、流れの比較的緩やかなこういった場所にバスは付きたがります。そういったバスも狙い安いターゲットになります。
ハンプ
ハンプと呼ばれる水中にある盛り上がった地形のことを指します。わかりやすく言えば、水の中の丘のこと。
このようなエリアはバスがベイトをハンプの浅瀬側に追い込むのに適したエリアになります。バスが食えると思ったタイミングでボイルが良く起こるので、ボイルを目撃したらすかさずルアーを投げましょう。バスに限らず魚全般に言えることですが、魚にとって水面は、壁と同じです。ボイルが起こる=魚を追い立てていることになります。活性が高いこのタイミングを逃さないようにしましょう。
より広範囲を狙え手返しの良い、スイムジグが使いやすい場合が多いですが、ハードボトムハンプ(底が石や岩)の場合はバイブレーションでゆっくり底に当てながらリアクションバイト狙うのもおすすめです。
最後に
梅雨は雨でアングラーのテンションは下がりますがバスのテンションは上がってきます。なかなか雨の中釣りをすることは難しいと思いますが、巻物での反応が良いのでまだ巻物で釣ったことがないビギナーには特におすすめの時期です。
しかし増水や雷など、雨の時期には水難事故などが増えます。十分に注意しながら楽しいバスフィシングを楽しみましょう。
<村田大輔/TSURINEWS・WEBライター>