令和最初のゴールデンウィーク、10連休で九州のメジャーレイク芹川ダムも連日多くのバサーが訪れた。朝のボート昇降2時間待ち…。そんな混雑を避けGW明けに現地を訪れた。
回復系狙いで芹川ダムへ
この時期はどこのダムも田植えの農繁期と重なり放水しているダムも多く、芹川ダムも例外ではなく減水傾向であった。天気は雨のち曇り、レインコートに袖を通し出船準備を行う。
事前情報から大方の魚が産卵絡みであることから、産卵前のバス、回復傾向のバスのどちらも狙っていこうという内容で釣りをスタートした。
最初に選んだポイントはボートスロープ周辺のフラットエリア。平坦で硬いボトムに時折大岩が絡んでおり、その周囲にバスがいるイメージでキャストを始める。
2投目にテキサスリグで
開始2投目に放った4インチGテールサターンの5gテキサスリグにすぐにヒットした。ベイトタックルを用いたパワフルなファイトで上がってきたのはジャスト40cm、コンディション良好なバス。
岩盤系を同リグでサーチするもヒットがなく、岩盤でも岬状に伸びたエリアにシフト。ここではジグヘッドリグで、中層にいるであろうプリスポーン(産卵前)のバスを狙っていくと30cm程度のバスが活発にバイトしてくる状態に…スポーニング終盤であると気がつく。
フラットエリアで45cmUP!
エリアを替えてフラットエリアに入ると同行者の太田さんにビッグバイト!満月に絞り込まれたロッド。時間をかけて浮かせたバスは会心の45cmオーバー。これには笑みが溢れる。
その後、シャローエリアを確認するも不発、縦ストラクチャーではまだプリスポーンの居残り組が釣れ、浮き物系カバーでは産卵を終えたポスト系といった具合でエリアによる釣り分けが可能であった。
テキサスで回復系バス追加
午後は最上流での回復系狙い。減水により水深は激浅。目視で確認できるバスがいないため、数百m降り水深が3m以上、水の当たる岩盤を前記のテキサスリグでフォールさせる釣りを展開。ていねいに岩盤を打つとラインが走りフッキング。
重量感のあるパワフルな引き!ベイトタックルの強みを生かして強引に浮かせたのは2kg近い回復系バスで、季節の進行を感じる1尾であった。