9月を迎え、一部の湖でボートのワカサギ釣りがスタート。
神奈川県の相模湖では、解禁前の試し釣りで釣果がでている。
良型2歳魚主体で今季も好調
相模湖の天狗岩釣り案内所では8月27日、所沢市の佐々木さんが200尾。
桟橋前の水深8mで、午後からの2時間の釣果。
水温は26度で水色は澄み、水位は満水。
サイズは8~10cmと越冬した2年魚で良型主体。
今年の新子は表層でハネているのが確認されており、今季も魚影は濃そう。
昨年は解禁直後から200尾以上の釣果がでて、9月下旬には2本竿で1000尾以上の人もいた。
引き舟で移動、ポイントはアンカーで固定
同宿では、当面ボートでの営業がメーン。
同案内所では和舟をポイントまで引き舟してもらい、アンカーで固定して釣るスタイル。
ポイントを熟知した山口店主が、当日の状況に合わせて、案内してくれる。
手漕ぎボートとは異なるので、アンカーを入れてからの移動は、ロープの調整などをして行う程度。
魚探で反応を確認してからアンカリングする流れだが、まったく釣れない際は、見回りのときにポイント移動を願いでよう。
9~10月の日中なら暖かいことがあり、軽装備でも釣行できるので、子どもの釣りデビューに最適。
水深は浅いし、アタリが分かりやすい。
11月からはドーム船も
仕掛けのハリ数は多いが、慣れないなら切って4~5本にするといい。
なお、日が暮れると急に寒くなるので防寒着は必携。
同湖は広いため、トイレ休憩や途中での帰着を求めても、引き舟のタイミングが遅れることがある。
大勢が利用するエリアであり、釣り人一人一人の要求にこたえることは難しいので、その点を考慮して引き舟を頼もう。
貸し道具、エサは完備。
ライフジャケットは大人用、子ども用があるので必ず着用を。
11月からは人気のドーム船も営業開始予定。
トップシーズンの週末は予約で埋まる日が多いので、早めに問い合わせよう。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>
関東広域エリアワカサギ釣りマップ
山中湖 | ボート、ドーム船で釣果あり。 |
芦ノ湖 | 空バリで10~250尾。 |
河口湖 | 10月解禁。 |
木崎湖 | 8月28日キャンプ場沖で50~400尾ほど。仕掛けは空バリ。中旬には1000尾超えの人も(モダンボート)。 |
諏訪湖 | 9月16日から解禁予定。期待大。 |
榛名湖 | ボート釣り開始。解禁前の8月の試し釣り3時間で300尾。 |
赤城大沼 | ボート釣り開始。 |
高滝湖 | 例年10月中旬解禁。 |