茨城の鹿島エリアで人気があるマゴチ釣りが5月1日に解禁。ルアーセレクトからマッチ・ザ・ベイトを試行錯誤するゲーム性の高さも魅力。キホンを解説します。
ルアーマゴチの魅力
大久丸では、東京湾でポピュラーなサイマキと鋳込み天ビンを使用したスタイル。ほかの船宿ではジグヘッド+ワームが一般的。
この釣りは魚がセレクティブであることが魅力。何を捕食しているか探るところ(マッチ・ザ・ベイト)から始まり、ジグヘッドの重さやワームのカラー、誘い方など、常に試行錯誤を求められる。
タックル
竿は硬めのテンヤマダイ用やロックフィッシュロッドなどが使える。硬い口にしっかりとフッキングできるベリー~バットが強い竿が有効。
リールは汎用性の高い2500~3000番クラスが一般的。竿と同様で、テンヤマダイのものがそのまま使用できる。
ミチイトは潮と風の影響を受けにくい0.8~1.5号と細めのPEライン。またミチイトとリーダーのバランスも重要。リーダーはフロロの2.5~4号。歯で切られないように6号を20cm前後バイトリーダーを入れることもある。
ワーム
その場所でマゴチが何を捕食しているのか、それに合わせて小魚タイプのワームと甲殻類タイプを使い分ける。必ず両方用意しておきたい。
★小魚タイプ…海底付近をスローにただ巻き。潮速や水深でジグヘッドとのバランスを考慮して使う。軽すぎるとワームが浮いてきてしまう。
★甲殻類タイプ…横スライドやリフト&フォールで誘う。カラーは白系、黒系、オレンジ系、ゴールドラメなどさまざま。「そのとき、そのカラーにしか反応しない」ということがあるので、できるだけ多くの種類を揃えておく。
ジグヘッド
各メーカーによってさまざまな形状がある。そのなかでもアシストフックを付けられるタイプがある。フッキング確率は上がるが手返しは悪くなるのが弱点。また、アピール力を上げるブレードやラバースカートなどを付ける場合がある。