これぞ春イカというようなビッグサイズにめぐりあいたいと思い、大好きなヤエン釣りに行ってきました。さて今回はハラハラ・ドキドキの駆け引きは味わえるのでしょうか?
ヤエンのドキドキ感の虜
みなさんこんにちは。井上亜貴です。長引いてた風邪も治り、久しぶりの釣行で4月12日に向かったのは、三重県・錦のシーランドさんです。
この時期「産卵を控えて浅場に入ってくる大きいサイズを期待して!」といえばアオリですね!アオリとの駆け引きでドキドキしっぱなしのヤエン釣りは大好きな釣りの一つです。
さてさてこの日はドキドキ指数が上昇することはあるでしょうか!ということで、ヤエン釣りのスタートです!
開始早々にヒット!
早速ポイントにつき、アジを投入します。この時、アジのお腹をさするようにしてエア抜きを忘れないようにしてください。アジの潜りがちがいますよ。
最初のポイントで早速、師匠の三原憲作氏にヒットです。
師匠が「コレはなかなか大きいぞ!」と言います。グー、グーとアジを持っていく様子から、まだ無理に引き寄せるとバラす可能性があります。ですが、ラインを出し過ぎても藻に入ってしまいます。この時のアオリとのハラハラドキドキの駆け引きに、何とも言えない面白さがあります。
しばらくやり取りをしていると、素直に寄ってくるようになりました。ほどなく「角度もいいからヤエン入れようか!」と師匠。お待ちかね!ヤエンの投入です。皆さんの視線は自然と穂先に…。
2kgのアオリイカ登場!
しばらくの沈黙の後、ヤエンがアオリに掛かり、ギュンとサオが弓なりに。
「おー!乗った乗った!」。
この時にドラグ調整を失敗したら、大きいサイズだと身切れを起こしてしまう可能性があります。細かくドラグ調整をしながら無事に上げてきたのは、師匠の言う通り大きなアオリイカ。
いきなり出ました!2kgの立派なアオリイカです!
続けて2.5kg!
さらに、続いて同船者の方にはなんと2.5kg!「でっか~!」と思わず叫んでしまうほど2kg以上のアオリは迫力があります!
私のサオからもドラグ音
やっと私のサオからもジージーとドラグが心地いい音を立てて出ていきます。
2連続で大きいのがきたから、「私のも!?」なんて期待をしながらサオを持つと…「あらっ?」手に伝わる重量感からするとそんな大きそうではありません。
しかし、久しぶりということと、先ほどの大きいアオリで興奮覚めやらず、すでにドキドキ指数マックスです。ここは慎重に寄せてくることにします。
やり取りを十分楽しみ、角度がいいのでヤエン投入です。ドラグを確認してサオを立て、穂先に集中してゆーっくり巻いてくと、ギュンとサオが曲がります。
「よし、乗った!」
ここでアオリも必死に抵抗してきます。この時私のドキドキ指数メーターは振り切れてますが、まだまだ喜べないのがヤエンの楽しいところですね。
小ぶりながら1杯目!
徐々にドラグをしめて、あとは無事に上がってきてくれることを願ってリールを巻きます。スミを吐きながらやっと姿を見せてくれて、無事にタモに入ったのは600gと小ぶりでしたが、バラさず取れました。ここでやっと一安心。