船釣りで良型カサゴ60尾オーバー 手返し重視【愛知県・すずえい丸】

船釣りで良型カサゴ60尾オーバー 手返し重視【愛知県・すずえい丸】

絶好の釣り日和と潮流も緩くてカサゴ釣りにはもってこいの日となった3月15日、愛知県南知多町師崎港のすずえい丸を訪れた。

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船釣り エサ釣り

当日のタックル

午前7時に出船して、航程35分ほどで伊良湖水道に到着。早速準備に取りかかった。

当日の仕掛けはミキイト5号、ハリス3号、枝ス30cm、オモリ50号、チヌバリ2号の胴つき3本バリ。エサは小ハゼを使用する。

船釣りで良型カサゴ60尾オーバー 手返し重視【愛知県・すずえい丸】当日の仕掛け

22cmカサゴから

そして船長から、「準備できた人からやって」とのアナウンスが流れて開始となった。私も合図と同時に投入。オモリが着底した後に素早くイトフケを取り、ゆっくりサオを持ち上げ根掛かりしていないかを確認する。

再びゆっくり仕掛けを底に着けて15秒ほどそのままの状態で待ち、アタリがなければゆっくりとサオ先を2mほど持ち上げ、再びゆっくり仕掛けを底に着ける。

2回ほど持ち上げたところで、ククッとカサゴ独特のアタリが伝わってきた。根に入られないように素早く底を切り、その後はゆっくりリールを巻いていく。上がってきたのは、22cmとまずまずサイズのカサゴだった。

良型カサゴが連発!

2~3投目もすぐにアタリが出て、手にはしっかりとした重量感が伝わって気持ちが高ぶる。上がったのは23~25cmの良型カサゴ。開始早々から快調だ。

水深は65mで、手返しを速めて投入。これも着底後に少し待ってゆっくりリールを巻き、オモリが底を離れる時に激しく力強いアタリが手にしっかり伝わって楽しい。25cmの良型カサゴだった。

カサゴの食いは良く、投入ごとにアタリが出て18~25cmが次々に上がった。そして小移動。今度は水深80m以上と深く、仕掛けが着底するまでに時間がかかる。

3回ほど誘うとククッときて、軽くシャクってアワせると手応えは十分だ。サオ先の張り具合からしても大きそうで、27cmのカサゴが上がる。

次も誘いを入れると強いアタリ。水深は90mと深いが、アタリが手元まで明確に伝わるので楽しく、上がったのは25cmと23cmのダブルだ。

その後も連続してアタリが出る。サイズは23~27cmと良型ばかりだが、潮の流れがある日は狙うのが難しいポイントかもしれない。そして、潮止まり時に少々アタリが止まり食い渋ったので、朝日礁の付近へポイント移動となった。

最終釣果は63尾

下げ潮が動き始めるとカサゴの活性が高まって、仕掛けの着底後にイトフケ状態をそのままにして待つ。船が移動するとともに仕掛けが一直線になると同時にアタって、23cmのカサゴがダブルで上がる。

1匹目がすぐアタるので、ダブル狙いに変更。1匹目が掛かってから持ち上げて底を切り、再び下げて待つが2匹目がなかなか食ってこないので断念。手返しを速めて1匹ずつ確実に上げて、カサゴ釣りを楽しむうちに納竿時間となった。釣果はカサゴ16~27cm63匹。楽しくて満足できる釣行となった。

船釣りで良型カサゴ60尾オーバー 手返し重視【愛知県・すずえい丸】当日の釣果

<週刊つりニュース中部版 APC・生田英樹/TSURINEWS編>

▼この釣船について
すずえい丸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2019年4月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。