乗っ込みイシダイが釣れ盛っている愛媛・武者泊へ出かけた。
6月12、13日の二日釣り。
2日目は午前中だけの釣りになる。
同行は西畑勝二さん、悦田友和さん、藤田義之さん。
このところ底物の食いが上向いている武者泊。
多くの底物師を乗せた渡船が沖の磯(おきのそう)の前に集まった。
愛媛・武者泊の沖磯へヒナダンへ渡る
ジャンケンが始まって、私たち4人はヤッカン、ヒナダンへ渡った。
けっこう波があったので、私はワンドの後ろの高場からサオを出す。
西畑さんら3人は船着きに並んだ。
タックルはサオが『石鯛キングⅡ匠 500 中調/TsuriMusha』、リールは『幻覇王 石鯛 40/DAIWA』、シーソーテンビンを使ったハワセ仕掛けを使った。
エサはサルボウガイとウニを用意した。
まず食い込みのいいサルボウガイから使ってみた。
西畑さんと悦田さんは正面の深場。
私と藤田さんはワンドのポイントを狙った。
6~23mのタナを、投入地点もかえながら広範囲に探る。
だがいつものようにひんぱんなアタリが出ない。
朝釣りは拾い釣りで良型をポツポツと
ワンドの真ん中で1匹、ナダレ寄りの高場の際で2匹と、拾い釣りをしていく。
イシダイの型は40~50cmだ。
ヒナダンの一番ワレに寄ったところから、ワレの下に仕掛けを流し込みながら釣っていた悦田さんが、53cmと50cmの良型イシダイを釣り上げていた。
そして西畑さんも45cmと50cmのイシダイ2匹をゲットした。
磯替えでヤッカンへ
いったん納竿して昼からの夕釣りは、西畑さんたち3人がヤッカンの北の船着き、私は同・ナダレに渡った。
足場板の上からのサオ出しだ。
引き潮が目の前をかすめて、割合に流れは緩い。
根掛かりに苦戦させられたが、9~20mのところで、イシダイがアタってくる。
バタバタと食うのではなくて、本当にポツリポツリの食い方だ。
夕方の納竿までに、3匹のイシダイを手にできた。
2日目はアブセへ
2日目はジャンケンに勝った。
4人でアブセの船着きへ渡ることになった。
同じアブセのワレには、他のイシダイ師が上がる。
乗っ込みイシダイの数が釣れることでは定評のある磯だ。
イシダイのアタリは多く、6mの浅場から14mまでを丹念に釣る。
さすがに好ポイントだ。
納竿の昼までに5匹のイシダイをゲットすることができた。
西畑さんが4匹、悦田さんが2匹と快調だった。
午前中に2ケタのイシダイが顔を見せてくれたから、最高のポイントといってもいいだろう。
一日半で私たちの釣果は20匹を超えた。
幻の魚といわれているイシダイが、これだけ釣れるのだから、武者泊の乗っ込みイシダイ釣りは絶好調だったといえる。
前週の6月5、6日にも同場所に釣行し以下の釣果も
<週刊つりニュース関西版 APC・木村俊一/TSURINEWS編>