春も盛りを間近にむかえ、サクラの開花も近づいてきたこの頃。気温も上昇し、さらにゴールデンウイークもすぐそことなれば、どこか釣りに出かけたくなるのは必然。そこでお勧めなのが、あまり釣りに慣れていない人でもOK!家族や友人と同行するのにもピッタリな海上釣り堀だ。
天然物が狙える?
特に注目の釣り場が、三重・南伊勢町古和浦の大和丸 。現在、天然イシダイがよく釣れている他、天然のメジロ、大型ヒラメもヒット中。さらに1人でマダイ2ケタ釣果もコンスタントに出ている。
さらにその他の魚種も豊富。カンパチ、シマアジ、ヒラメ、スズキ、グレなどに加え、近くの定置網でとれた天然物も放流している。珍しい魚種では、チカメキントキといったものも時折、定置網から入手してくるそうだ。
天然物は時折、通常ではお目にかかれないサイズが放流されることも!最近ではブリ9kgが放流されているぞ。また、過去最大級ではヒラメは1m弱、カンパチは30kg級がイケスに投入されたという。
最新釣果状況
最近の目立った釣果では、3月31日に枡田さんら3人がメジロ2匹、ハマチ2匹、天然メジロ1匹、天然イシダイ38~45cm7匹、シマアジ41cm1匹、マダイ39~42cm14匹をキャッチ。
そして天然イシダイも爆釣!同月28日に泉南郡の花石さんが37~44cm8匹、天然メジロ68cm1匹、マダイ39~42cm5匹などの釣果。
さらに26日には、瑞浪市の奥園さんがなんと天然ヒラメ80cmを仕留めている!
イシダイ狙いは虫エサで
天然のイシダイは今後も狙い目。この魚種を釣るならエサはイシゴカイやマムシを付けよう(現地販売はないので、事前にエサ店などで購入しよう)。
天然ヒラメや青物を狙うなら、エサは活きアジ(現地に販売あり)や活きor冷凍イワシなどがお勧めだ。
レンタルタックルあり
多くの海上釣り堀と同様、大和丸 にもレンタルタックルあり。
現地で用意されているものは、サオ3.5m前後(穂先は軟らかめ)、中型リール、PEライン6号、ハリス3~4号、ハリは伊勢尼グレ9~12号、オモリは青物狙いなら10号、マダイ狙いなら1.5~3号。
自分でサオや仕掛けを持ってくる場合もこれらを参考にしよう。
海上釣り堀『大和丸』概要
用意されているイケスは4基で、いずれも10m四方の広さ。放流は先述の多彩な魚種が一日に2回ほど、まとめて放流される。現在の出船は午前6時から。帰港は午後1時30分だが、1時10分ごろには納竿しておこう。
また、イケスには休憩所、トイレも完備されている。休憩所では釣った魚などを使ってバーベキューも可能♪
料金は大人(高校生以上)1万800円、女性・中学生が5400円、小学生が3240円で、いずれも税込価格。仮眠所ありで、貸切も応相談、飛び込みも可だ。
初めての人でも、釣り方は船長が教えてくれるので安心。休日は、うれしいお土産がわんさか釣れる海上釣り堀にレッツゴーだ。
大和丸
<週刊つりニュース関西版 平塚悠介/TSURINEWS編