千葉県大原沖は、春になると毎年恒例のイワシの接岸が有名だ。魚探は真っ赤になるほどのイワシトルネード。その様子はさながら水族館の水槽のよう。イワシ接岸と共に、ヒラメを始め大型真鯛が爆釣に、泳がせとルアーの2パターンで、5kg超真鯛を手中に。
川島久司
東京湾、相模湾をホームグラウンドとし旨い魚を求め旬の釣りを楽しむ。日本各地、海外遠征も行うマルチアングラー。海好きが講じサーフィンも得意とする。スポンサード：株)Duel、有)サニー商事、株)ボナンザ、Aiプラスカスタムロッド 他
いざ実釣開始！
実釣開始だ03月17日（日）に釣り仲間人14人で千葉県大原港広布号のチャーターを行った。同日、5時30分に出船。前日の風からのうねりが残る中、波間を抜け船首をヒラメのポイントに到着。
前日にイワシの大群が岸際に差し込み大鯛連発の状況を聞いていたため、意気揚々と握るロッドに思いを馳せる。
ソナー付きの魚探でイワシの群れを発見、朝焼けの中待望の第一投目だ。
狙うポイント
船長はイワシを追って沿岸の浅場7m～20m弱まで砂地 岩礁帯を問わずイワシの群れの濃いポイントを流す。
個人専用の魚群探知機のアラームが鳴りっぱなし！よく見るとそこには1m超えの魚まで居て船内は興奮の渦に巻き込まれるほど！底から上までのイワシの竜巻（イワシトルネード）興奮の中に仕掛けを入れていく
早々に3kg真鯛！
船首の風景船首のステージにはルアーマンそして左舷、右舷に分かれてイワシの泳がせ。船首の山崎氏が、一投目にシンキングミノーのヘビーショットでバイト！重量感のある中で時折ゴンゴンと竿を絞り込まれる！この引きは間違いなく真鯛だ！
水深10mで掛ける魚の匹は強くドラグを何度も出されながら水面を割れる。無事上がったのは2.5kgの奇麗な真鯛だ！底からそーっと巻いてきたときにゴツンと強烈なバイトだった。
キレイな真鯛だポータブル魚探は真っ赤でアラームがずっと鳴り響いている状況！開始早々船内のボルテージも最高潮に。そしてまたまたルアーで真鯛がHit。しかしこちらは残念ながらフックアウト。
一息つく間もなくお次は、ジグでランカーシーバスが上がってきた！そしてまた何度か流していれると再び山崎氏が3kgのナイスバディーな真鯛をキャッチ。
今度はジグヘッド＋ワームを使用し 底中心にアプローチ（ボトムバンプ）。ゆっくりとトレースすると食ってきた。
肉厚ヒラメ！
そこで私もすかさずルアーにチェンジ！テンヤ＋ワーム（をセット、底中心にボトムバンピングをしつつリフトアンドフォールを繰り返す。ゴゴゴッとテンヤ竿が締めこまれてく！慎重に上げてくると1.7kgの肉厚ヒラメ！
肉厚ヒラメこれは嬉しい！
マイワシ泳がせでアタリが渋っているときにルアーの方が魚からの活性が良いのは唖然！これも朝マズメ＋イワシトルネードが引き起こす大原のポテンシャルからだろう。
その後、日が高くなるにつれルアーの活性が弱くなっては来たが、今度はイワシ餌にヒラメの活性が良くなってきた！いいポイントに入ると2人、3人同時に竿が曲げれられる光景が見られた。
5.9kgの大鯛登場！
後半の潮が動き出した瞬間 私のイワシ餌の竿が一気にズドンッと引っ張られていく！魚探をよく見ると1mを超える魚影が時折見え隠れしている！
もしかするとヒラマサが掛かってしまったか？と思いながらトルクフルな引き込みでドラグを指で調整しながら手巻きで巻いていく。ライトタックルを使用していたためいつも以上に慎重に操作した。
一気に20m出されると動きは止まったがリールを巻くとまたドラグが出ていく。10m行かない水深で魚を掛けたので魚の引きが予想を超える強さでようやく水面を割ったのが朱色に輝く大鯛！
朱色に輝く大物船長のアシストで無事にランディング。ハリスはBIGフロロカーボン5号で甲板に上がったのは5.9kの雄の真鯛！
威風堂々たる顔つき痺れる魚とのファイト！アドレナリンを放出しながら魚とのバトルを楽しみ、最高の一瞬だった。
今後の展望
その後大型魚にスイッチが入り、泳がせで4kgそしてルアーで5.2kgの大型のヒラメが上がり、定刻通りに沖を後にしました。
釣果の一部千葉県 大原沖のイワシトルネード大型ヒラメに大鯛の乱舞！今の時期限定の大物狩り是非足を運んでは如何でしょうか！かなり熱く盛がっていますよ！！
＜川島久司／TSURINEWS・WEBライター＞
