6つの状況別渓流釣り攻略法 タックル&釣り方マッチングで釣果アップ

渓流が解禁して、もう少しで1ヶ月が経とうとしている。今回は渓流釣りのステップアップとして、河川ポイント別にエサ釣りでの攻略方法を解説していこう。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

淡水の釣り 渓流釣り

荒瀬(極細イト仕掛け禁物)

九州地方の本流や開けた渓流域では、解禁当初で水温も10度前後。このような荒瀬には、黒サビのない高活性な良型のヤマメ&アマゴが潜んでいる。

荒瀬

特に左岸側の筋は尺物の実績ポイント。この水量ならガン玉G1がよいだろう。掛かれば底石に逃げ込むので、0.15号クラスの極細イトは禁物で、やや太い仕掛けでサオを立て気味にしたやり取りに努めたい。

平瀬(良型連発の実績も)

里川や開けた渓流域そして一般渓流域でよくみられる平瀬。水深がヒザ程度の浅い瀬であり、水温上昇する4月以降の盛期にオススメだが、温暖な九州地方は例外。

平瀬

3月中旬にこのポイントを攻め8~9寸の良型ヤマメを10尾以上連発した実績ポイント。ヤマメを掛けた筋を記載しているが流す筋を短くピンスポットに狙い、ガン玉G2、クロカワ虫が効いた。

淵(下層に潜む良型狙う)

水温の低くて低活性の3月の解禁当初でも、安定した釣果が得られる淵。3月の早朝などで水温3度前後しかない時は、白泡の切れ目から流して後方の淵尻でアタリが多い。また、初期はイクラやブドウ虫でもよく食ってくる。

水温が上がる午後は白泡の切れ目付近で、活性化した渓流魚が狙える。ガン玉B号~2Bでじっくり流し、下層に定位する良型を狙う。

これらは、あくまで基本の記述。写真のポイントでは、3月下旬の午後の雨上がりで、ヤマメが水面で跳ねた(ライズ)を確認できた。仕掛けは、目印からハリまでを矢引き程度の深さとし、オモリG4とエサのキンパクで表層を狙い、25cm前後の幅広ヤマメが10尾以上も連発している。時には、ライズ等で魚の活性を読むと思わぬ釣果が期待できる。

源流~一般渓流(天然物も生息する渓相バツグンのエリア)

源流から一般渓流域までは、渓流釣り発祥の流域。木々が身近に迫り、森が美しく、特に新緑の時期は最高だ。時には、登山や高巻きをしながら釣り上る。

源流域

源流域では、天然物も生息し、パーマークがはっきりと鮮やかで、頭は大きく、各ヒレの赤い個体が多い。例えば、熊本県球磨川水系では、『マダラ』と呼び親しまれ、ゴマ状の黒点が腹部までビッシリとあり、昆虫類を彷彿させる。一方の宮崎県側は、『エノハ』と呼ばれ、黒点が少なくシンプル。

一般的な渓流

天然物ほどこの傾向が強いように思う。エサは、川虫だけに拘らず、ブドウ虫をメインに、濁りが入ればミミズでよい。

開けた渓流~里川(春季お勧め!初心者も釣りやすい)

ヤマメ開けた渓流域や里川は、春季のイチ押し釣り場。流れの傾斜も緩み、淵・瀬が交互に現れる。頭上の木々も少なくて6~7mクラスのサオがのびのびと振れる。

渓流釣りは、先行者後だと釣りにならないことも多いが、ヤマメのストックも豊富であることから、先行者後でも釣果が得られやすい。そして、初心者向けでなだらかな流域であることから、誰でもサオ出しできる。その分、スレた気難しいヤマメも多いので、0.2号以下の細イトがオススメ。

サオ出ししやすい開けた渓相

特に山里の田園の間をゆったりと流れる里川は穴場だ。解禁日の昼間でも釣り人の姿が少なくて良型を連発させたことがある。

水温は初期でも安定しやすく、川虫も豊富。エサは、五ヶ瀬川・大野川水系だとクロカワ虫、球磨川・耳川・一ツ瀬川・津江川水系はヒラコの食い良く、キンパクはどこの水系でも有効。

里川でも好釣りは可能だ