6つの状況別渓流釣り攻略法 タックル&釣り方マッチングで釣果アップ

6つの状況別渓流釣り攻略法 タックル&釣り方マッチングで釣果アップ

渓流が解禁して、もう少しで1ヶ月が経とうとしている。今回は渓流釣りのステップアップとして、河川ポイント別にエサ釣りでの攻略方法を解説していこう。

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淡水の釣り 渓流釣り

本流(長竿で大物を狙うダイナミックな釣り)

川幅が10m以上で、水量・水深ともにあり、流れの押しも強い。その太い流れに立ち込み8mクラスの長竿で大物を狙う。九州では、特に五ヶ瀬川(高千穂町~北方町)、耳川(椎葉村)、川辺川(五木村~相良村)、一ツ瀬川(西米良村)が有名。流れの層も、通常は3層の場合が多い中、本流は5層もあり複雑だ。

この5層目の底波へ、いかに仕掛けを入れられるかだ。この聖域に大ヤマメが張り付いている。

6つの状況別渓流釣り攻略法 タックル&釣り方マッチングで釣果アップ川幅が広く、流れは複雑

それにはオモリの使い方が重要。ガン玉は3B~4Bをメイン。時には鮎玉0.8号前後を使うこともある。オモリがなじまないと判断すれば躊躇(ちゅうちょ)なくオモリを1個追加して2つで対応。尺ヤマメに備えて水中イトも0.3~0.6号で挑む。

九州の本流釣りは解禁日から始まり、特に桜の咲く季節と梅雨(つゆ)以降の増水時期はチャンス。エサは、春だと川虫のクロカワ虫やカワゲラ、梅雨以降だとミミズが有効。

<週刊つりニュース西部版 APC・津曲隼丞/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2019年3月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。