テーマは「春しかできない釣りをしよう」。群馬県館林市にある城沼で水深50~60cmに乗っ込んでくる魚を狙い撃ち。ウキは激しくダンスし下に入るアタリは一向に出なかった。さあ、どうする
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
何尺竿を出そうか
城沼東岸のベンチ前には5つあるアシ穴が開いており、とくに右端と左端は釣り台の位置や竿の長さを工夫すればボサの横にウキを立たせることができる好ポイント。吉田は左端に入釣し、左側にあるボサ横にウキが立つよう、釣り台を穴の右端にセットし、向きを左斜めとした。釣り方は両グルテンの底釣り。先にエサを作り、しばし水面を眺めながら何尺竿を出そうか思案中。
「左側のボサ目がけて手前に通路があるみたいに魚が通りますね?」
そうなんだよ。手前のボサがよく揺れるだろ。だから一昨日も入口付近を6尺竿で狙ったんだけど、食わせたのは4枚中1枚だったよ。通るけど食わないみたいな、そんな感じだった。でも”吉田先生”なら食わせられるんじゃない(笑)。
「どうでしょうか。ところで残りの3枚はどこで食わせたのですか?」
沖にあるハスの根っことこのボサの間が水路みたいになってるでしょ。そこのボサ寄りを9尺竿で狙ったんだよね。
当日のエサ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)「なるほどー。6と9尺を交互に打ち分けたのかぁ。さすがですね」
お褒めの言葉をありがとさん、でも4枚じゃさみしいよ。だから今日は吉田にウンと釣ってもらわないと。
「頑張ります!」
竿6尺&8尺の両グル
そう言って6尺と8尺を継いだ吉田。タチは前者が50cmで8尺は60cm。エサはグルテン四季50cc+わたグル50cc+水100ccの硬めを用意する。
底釣りタックル(作図:週刊へらニュース編集部・関口)6時に8尺竿でエサ打ち開始。天候は曇天で時折小雨がパラつく。気温もやや低く、吐く息が若干だが白くなった。
ところでこういう釣りでのタナって、どうしてるの?
「いちおう底ダテは上バリでやりますが、実際のタナは上エサトントンでしょうか」
上エサトントンってことはナジみきって上バリが底に着くってこと?
「はい。なのでエサが付いていないと上バリは底から切れています」
つまり空バリだと上バリ自重がトップにかかるってこと?
「そうなりますね。ですがこれも様子見であって、ベタ気味がいいのであればもっと深くしますし、場合によっては下エサトントンになることもあります」
要するに食うタナはこれから探るってこと?
「そうなります。あと食う底も合わせて探ります」
それは確かにそうだよね。悪底ではスレばかりで何をしても食ってこないことが多いしね。
1枚目登場
こんなことを話しながらも吉田のウキは1投目から横へユラユラ。たまにスパッとウキが消えるが、糸ズレアタリなのは明白。それでもウキがなくなればアワせてしまうのは誰もが同じだろう。
「いやー、魚はいますが食ってこないですね。でも楽しいっす」
追っかけっこに夢中で一向に食い気スイッチが入らないなか、時に6尺も使いどうにか食う魚がいるラインを探る。
「6尺のほうがウキは動きますが、全部スレですね。ウキがタテに動きません」
そうなんだよねー。一昨日もそうだった。でも魚の通りは抜群だから、ついつい打ちたくなっちゃう。
8時過ぎにファーストヒット(提供:週刊へらニュース編集部・関口)ようやく1枚目が出たのはエサ打ちから2時間が経過した8時過ぎ。6尺から8尺に持ち替えて数投後のことだった。型は尺2寸前後。
「釣れるには釣れましたが、鼻がへちゃげてて写真映えしません。撮りますか?」
もちろん撮るとも。これが最後かもしれないからね(笑)。
「縁起でもないこと言わないでくださいよー」
次回も「春しかできない釣りをしよう」です。
<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>
城沼
料金:¥500(現場徴収)。釣り台必携。荷車・カートなど用意。


