今週のピックアップ!ヘラブナ釣り場2026【群馬県・城沼】

今週のピックアップ!ヘラブナ釣り場2026【群馬県・城沼】

群馬県館林市にある城沼にようやく"春"がやってきた。運よく取材日が乗っ込み初日にぶつかったが、水温がまだ高くないからなのか食いはイマイチ。それでも40cm弱の腹パンが顔を見せてくれたので出足は好調と見るべきか。今後水温がさらに上がれば、さらなる大型が接岸傾向となり盛り上がりを見せてくれるだろう。春らしい釣りをしたいなら同沼は見逃せないスポットだ。

(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部)

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ヘラブナ釣り 淡水の釣り

城沼の概況

3月中旬~4月中旬にかけて乗っ込みとなる城沼。今年は3月16日が乗っ込み初日となった。通例なら二~三日で終息し1週間ないし十日前後のスパンで再びハタキ態勢となることが多い。多い年は4回前後、少ないと1~2回が通例。

今週のピックアップ!ヘラブナ釣り場2026【群馬県・城沼】城沼の概況(提供:週刊へらニュース編集部)

ところが今期はダラダラ乗っ込みの様相。だとすると明確なピークを迎えることなく、1~2回のハタキで終わってしまうのではと常連は危惧している。またこのような年は大型出現率が下がる傾向で、尺半はおろか40cm超を絞りだすのにも苦労させられることが多いとの話だ。

ただ関東でこのような乗っ込み釣りができる釣り場は数えるほどしかないので、たとえ超大型が出なくとも釣り人には絶大な人気を誇るのが城沼の特徴だ。とくにこれから沼辺のサクラが開花するころは一年でもっとも釣り人の数が増え、水辺は竿の乱舞となるだろう。

ポイント

城沼のポイントを紹介しよう。

赤土

例年どおりであれば乗っ込みは東エリアから始まり、徐々に西へと移動する。目安は東の赤土エリア(超浅場)に魚がいるかどうか。ここに魚の気配があるなら、広い城沼のどこかでハタキの真っ最中である可能性が高い。つまり真っ先に確認すべきポイントと言えよう。

ただし満水でも水深は30cm前後しかないので、一般的に釣りには不向き。しかし手慣れた常連は、好んでここに入る人も少なくない。

ベンチ前

赤土エリアのすぐ西に広がるハタキ場。真裏が駐車場なので利便性もいい。

桜橋前

通称・眼鏡橋前とも言われ、ここから釣り禁止エリアにかけてが狙いめ。背後に駐車可能なので釣り人は常に見かけるもポイント的にはB級。

今週のピックアップ!ヘラブナ釣り場2026【群馬県・城沼】桜橋前で狙う常連(提供:週刊へらニュース編集部)

日の出家前

つつじが岡公園との境目から釣り禁止エリアにかけて広くハタキ場が広がる。北岸エリアが不調の時に、ここだけは食いが立ったとの話をよく耳にする。東に寄るほど釣り場整備(穴開け)が進んでいない可能性があるので、草刈り鎌や枝切りバサミなど春の道具一式を持参したほうが無難。

梅園前

厳寒期の名ポイントだが、乗っ込み終盤も人気がある。東エリアが不調の時は最後の砦になるかもしれない。

尾曳駐車場前

遊覧船桟橋周辺は釣り座が少ないが、ここから数百m東にある流れ込み周辺は入釣ポイントが見受けられる。

善長寺前

せきぐち川魚店の看板を目安に沼辺へと進むと奥に5~6台ぶんの駐車場あり。さらに東に遊覧船桟橋があり、ここから東にかけて延々とハタキ場が続く。各所に開拓済みの穴があり入釣しやすい。

アゼリアモール周辺

善長寺前からの延長線にあるが、背後の桜並木が抜群に美しい。時期になると花見客でごった返すので、静かに釣りがしたい人には不向きかもしれないが、意外にも釣況にはあまり影響しない。ひと目でわかる流れ込みがあるので、まずはこの周辺を確認してみよう。

釣り方とエサ

水深は深くて80cmほどで浅いと50cmにも満たない。周囲にはハスの茎やアシなどの障害物が多くある。春の乗っ込み期にはこれら障害物周辺を魚は回遊する。沖のハス根なのか手前のアシ周りかは日によって異なり、それに伴い竿の長さも変わる。よって可能なら竿は5~13尺は準備したい。なお釣り台の位置を前後させることでも、ウキが立つ位置は変えられる。

今週のピックアップ!ヘラブナ釣り場2026【群馬県・城沼】ポイント整備が必要な箇所も(提供:週刊へらニュース編集部)

障害物周りの釣りになるので、できれば竿は硬調子がベスト。さらに取り込みは強引なやりとりになるので、ハリスは最低でも1~1.2号はほしい。食っていれば細いハリスでも取り込めるという考えもあるが、浅場乗っ込みの釣りはスレも多発するので、ハリス切れで魚体にハリを残したままにならないよう可能なら太いハリスを使ってほしいところだ。

ハリは軸がしっかりした太軸7~10号程度が標準で、記者はギガリフト10号を使用している。ハリスは1.2号で長さは30cm前後。ウキは全長が短い2mm径パイプトップが常用だ。

エサは両グルテンで、集魚成分入りのグルテン使用は好みと言ったところか。なお同沼の常連のなかには野釣りグルテンダントツを好んで使用し高釣果を上げている人もいるので、必ずしも白エサオンリーではなさそうだ。タッチは標準もしくは硬めからスタートし、食いの良し悪しで軟らかめも試してみよう。いきなり軟らかめから入るのは失敗の元なのでご注意を。

<週刊へらニュース編集部/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
城沼
入釣料:¥500(現場徴収)。釣り台必携。
この記事は『週刊へらニュース』2026年4月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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