解禁直後の奥多摩で渓流釣りを堪能 エサ釣りでニジマスにヤマメを手中

解禁直後の奥多摩で渓流釣りを堪能 エサ釣りでニジマスにヤマメを手中

3月5日日原川へ釣行した。行き慣れたフィールドは駅近の人気の場所である。晴天に恵まれたが風が強くロッド操作が厳しい日になった。午前6時過ぎ車を止め身支度を整える。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

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中山祐司

中山祐司・なかやまゆうじ・65歳・東京都出身。定年を迎え渓流釣りに没頭中。狙いは源流岩魚です。古い船舶免許の活用チャンスも伺ってます。海も大好きな欲張り人間です。

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渓流釣り 淡水の釣り

日原川で渓流釣り

当日の日原川は水量も申し分なく、半年振りの釣りに足取りも早まった。竿の林立する解禁当初も落ち着いたであろう渓へ下り立つと、10人ほどの釣人が各所散っている。餌よりもルアー釣りが多いのはスレ気味の魚への対応だろうか?赤い年券を付けたシニアの常連さん達がキャストを繰り返している。

解禁直後の奥多摩で渓流釣りを堪能 エサ釣りでニジマスにヤマメを手中渓流解禁日が過ぎて落ち着きのある日原川(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

底活性の模様

高級タックルで挑むシニアの方に状況を尋ねてみると雪代が入り水温が低くノーバイト。下流の釣人が2匹程らしい。ダウンを着用して来たが足元は冷える。水温4℃気温は6℃である。

解禁直後の奥多摩で渓流釣りを堪能 エサ釣りでニジマスにヤマメを手中日原川の渓相(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)
解禁直後の奥多摩で渓流釣りを堪能 エサ釣りでニジマスにヤマメを手中水温はかなり低い(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

交通アクセス

電車:JR青梅線奥多摩駅下車より徒歩
車: R411青梅街道奥多摩方面奥多摩駅付近より徒歩

タックル

ロッド:がま渓流幻我II硬調7.0m
天上糸:東レ銀鱗0.8号3本撚り1.2m
道糸:東レ将鱗渓流プレミアム0.6号4m
ハリス:東レフロロカーボン渓流釣聖0.2号80cm
目印:オーナーあみ込み36ワイド
錘:YOZURIガン玉2B.3B
針:がまかつ新ヤマメ7号
仕掛け:全長6mで調整

 

 

ルアーマンに山女魚ヒット

まだ渓に陽も上がらないのでとりあえず餌釣りで開始。ブドウ虫とイクラを持って来たがアタリは渋い。8時過ぎ橋下の淵でルアーマンに20cm程の山女魚が来た。4gのスプーンである。本日2匹目との事でニジマスが来ないとの事。40cm程の岩魚が岩蔭から追ったが反転してノーバイトだそうだ。

魚がスレ気味

解禁当初どれ程の人が入ったか情報が無いが、釣りやすいニジマスはかなりの確率で釣られたと思われると言う。ルアーマンの見解に同感である。見えている山女魚たちはスレて食気は無い。コーヒーを沸かし一休みする事にした。周りの様子を伺うと餌師の竿は静かである。

川虫を探す

時間もあるので釣人の居ない浅場の石裏を探り数匹の川虫を確保した。まだ黒川虫は小さいがヒラタは育ちオニチョロも入ったので助かった。手が痺れる水温は早春の渓の痛みである。嬉しくもあり釣果への期待が膨らんだ。

イクラ餌にニジマス27cm

大渕のトロ場で粘るとやっと目印が反応して27cmのニジマスが来た。餌はイクラである。

解禁直後の奥多摩で渓流釣りを堪能 エサ釣りでニジマスにヤマメを手中ニジマス27cm(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

釣り談義に花が咲く

昼近くになると釣人の場所移動が活発になり挨拶を交わすと情報交換が始まった。常連組は釣果より釣談義が楽しく私も含め立ち話は続いてしまう。熊情報が多く穴場情報や釣自慢と時を忘れて話し込んでしまった。去年の夕マヅメ、ここへカモシカが降りてきて熊と間違えて驚いた事を聞き獣要注意の気構えを受け取った。初夏ここでシマヘビが泳ぐのを見た事を思い出し私も話を添えさせてもらうと楽しい時間が過ぎていった。

スプーンに小ヤマメ

皆それぞれ目当ての場所移動で渓を去って行った。人影もまばらな午後の渓である。私も支流へ向かうか迷ったがのんびりして楽しもうと、ルアーに切り替え明るい渓流にキャストした。使い込んだテレスコの5.6fとABUのC3は古傷だらけである。3gSGのスプーンで繰り返すキャストに、色々な思い出が錯綜する。

無意識のティップアクションに川底からルアーが舞い上がると追って来る山女魚がいた。再キャストした瀬尻から落ち込みに引いて来たスプーンにガツンと乗ったのは身体をくねらせた小ヤマメ。スレであった。ダメージは少なそうなので素早くリリースした。

餌釣りでヤマメ2連発

15時を回り餌釣りを再開する事に。崩れた枯葉が流れに混じり出したのは雪代が増えたのであろう。山女魚が数匹瀬尻に出てきた。ミッジも現れ小さなライズもある。フライに衝動が走るが車のタックルまで行く意欲は無く、落ち着いて餌釣りに集中する事に。

少し上流の淵へ向かいヒラタを流して見る。7mの竿が活躍出来るポイントである。落ち込みから流心を過ぎると一瞬目印が止まった。スナップに乗ったのは20cm程のヤマメ。少しサビが残る魚体は冷たかった。今年の初山女魚は有り難くキープさせてもらった。

解禁直後の奥多摩で渓流釣りを堪能 エサ釣りでニジマスにヤマメを手中ヤマメ20cm(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

そして次のトロ場へ小さなオニチョロを送り込むと瀬尻で目印が引き込まれ同サイズが来た。重くなった竹魚籠は3匹になり今夜の肴に充分な釣果を得たところで納竿である。残った川虫は流れに戻し装備をチェック。夕マヅメまでまだ数は望めそうだが渓流初釣行は満足できるスタートとなり帰路へと着いた。

解禁直後の奥多摩で渓流釣りを堪能 エサ釣りでニジマスにヤマメを手中こちらもヤマメ20cm(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

渓流釣りの楽しみ方

毎年解禁スタートはこの日原川からである。型を見れば良しとし、人の少ない落ち着きを取り戻した渓が好みである。今は放流後の常設釣場の様な取り合いの釣りは苦手になった。今回は食い渋りもあったが程々に楽しめた一日であった。

解禁直後の奥多摩で渓流釣りを堪能 エサ釣りでニジマスにヤマメを手中散歩道の風景(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

情報交換や釣り談義に竿を置き時を過ごしてしまう事が多くなった昨今、若き頃の釣りを語り合うひと時は何よりも楽しい。単独行の多い渓流釣りは経験談に通じ合う気持が強く釣人同士この絆の輪が広がっていく様である。

【渓流釣りがゼロから分かる!『渓流釣り特集』を読む】

<中山祐司/TSURINEWSライター>

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日原川