季節外れの暖かさとなった2月中旬、久しぶりにバスフィッシングを楽しもうと懐かしのタックルを揃えて釣行した。ノスタルジックに若かりし頃を思い出しながらお気楽釣行のつもりがまさかのランカーサイズをキャッチした模様をお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)
2日目も同じ河川へ
2日目の釣行は当初違うエリアへ行こうと考えていたが、昨日の状況からデカイのが出そうと感じた為同じエリアへ釣行した。まず1ヵ所目に昨日釣れた中規模河川へ向かう。
朝9時のゆっくりスタートだが、昨日より朝の冷え込みは弱い。昨日反応のあったバンピーワームのテキサスリグで広く河川内のポイントを回ったがノーバイトで昼になった。気温は18度と季節外れの暖かさで可能性はありそうなのだが……。
昨日の野池へ移動
2ヵ所目は昨日バラシに終わった大規模野池へ行く。朝の冷え込みが弱かったのと気温の高さからシャローフラットの野池は水温が上がり、良くなっていると判断した。
釣り場に着き昨日とは違う位置へ入るつもりで駐車スペースへ向かうが、到着すると少しの差で先行者が来て最後の駐車スペースが埋まってしまった。住宅も近い為路上駐車は禁物である。
仕方がないので昨日のポイントへ向かうとこちらは駐車スペースが空いていた。こちら側も先行者が1名いたが昨日バラシたポイントは空いていたためそこへ入る。出来れば夕マヅメに入りたかったが仕方がない。
57cmランカー級バス浮上!
釣り座に着くと暖かい南風が当たり良い雰囲気ではある、昨日と同じくX-80トリックダーターを足下の岩へピッチングでキャストする。少し巻いて潜らせ、2〜3回ジャークするといきなり「ズドン」と持って行かれるバイトが来た。
直後水面に見えたのは昨日バラシたサイズより明らかにデカイ魚体だがリアフック1本掛かりであるのも見えた。昨日半日で枯れ木や岩など沈み物の位置ははっきり把握しているため焦らず時に強気に誘導しながらファイトする。
この時普段ならハラハラするが不思議とバレる気はせず、「そっちは行くな、まだ引くか」と昔憧れたメディアプロになった気分でランカーバスとのファイトを楽しんでいた。バスの動きが鈍くなってきた頃合いを見て岸に寄せハンドランディング。キャッチしたのは丸々としたコンディションのカッコいいバスであった。
あまりにも急な展開に感動を通り越し唖然としてしまう。メジャーを取り出しサイズを測るとなんと57cmもあるランカーサイズであった。
57cmのランカーサイズ(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)オールドタックルで手中
使用したタックルはデストロイヤーエボルジオンF4-610XDtiエルザイルにリールは初代メタニウムmgという20年以上前のタックルである。若き日に憧れたタックルで憧れたプロのような釣りが出来た感動に浸りながら感謝を込めてリリースする。タイミングといい完全に「運」の釣果であるが思い出に残る魚との出会いであった。
35cm級バスを追加
余韻に浸りながら小休憩し釣りを再開する。再度同じポイントにX-80トリックダーターをキャストすると、全く同じポイントでバイトが出た。今度はサイズは大きくなく、35cmクラスを追加した。
キャッチした35cm級のバス(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)完全にパターンがハマったと思ったが次は続かず、ルアーを変え探るが反応は無く移動した。その後数ヶ所回ったがあまりにも満足の行く結果に「あの1匹を越える感動の魚には今日は出会えない」と思い少し早いが竿を仕舞う事にした。
時刻は15時過ぎ、やり方によっては追加出来そうな状況だが、ブラックバスはリリース前提のゲームフィッシュである、例え50cmのバスでもこの後追加してもあまり感動は無い、なら自分より感動してくれる人に釣って欲しいと思うのが筆者のゲームフィッシュに対する考え方だ。
連続ヒットした足下の岩(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)バスフィッシングの魅力
ジャンル問わず様々な釣りをする筆者が一番奥が深く、難しくも面白いと思うのがバスフィッシングである。バスは日本全国多種多様なフィールドで様々なルアーで釣る事ができる魚である。
使うタックルや釣り方もその選択肢の一つである。釣果に拘って釣りをするのも面白いが、釣果や流行に囚われず、自分の好きなタックル、ルアー、釣り方で楽しむのもバスフィッシングの魅力の一つであると筆者は思う。
20年前に憧れたプロアングラーにはなれなかったが、今こうしてライターとしてバスフィッシングの魅力を伝えられる事をありがたく思う。そしてもう20年後、定年を迎える頃にも「そういえば昔冬の暖かい日にデカいバスが釣れたな、久しぶりに行ってみるか」と同じようにフィールドに立つ事が出来る未来を願っている。
大物に出会えて大満足(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)<稲垣順也/TSURINEWSライター>


