江戸前釣り大会2026
対象魚は初心者にも親しみのあるアジと、通年釣れるようになったタチウオの2魚種の部門に分かれて競技。参加船宿11軒でアジ部門には10隻183人、タチウオ部門(天ビンもしくはルアー)には9隻206人の合計389人が参加。アジは2尾の合計長(尾又長)、タチウオは1尾の全長で競った。
好天に恵まれたなか、平和島のまる八のアジ船を取材した。
まる八B船(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)5時過ぎ、まる八桟橋では、すでに参加者が準備を始めている。飯島直樹代表による釣り座の抽選がおこなわれ、今回は2隻出しとなりA船に18人、B船に16人が乗り込む。
各船一斉に競技開始
私は中村洋平船長が舵を握るA船に乗船。7時過ぎにもやいが解かれた。集合場所の大師沖のバース周辺でアジ船9隻が集まり、記念撮影のあと8時前に競技開始。各船の船長は思い思いのポイントへ一目散に散っていく。本船は少し南下した扇島岸際のポイントでスローダウン。潮回りのあと「水深23m、下から2~5mです」とのアナウンスで各自仕掛けを下ろす。
アジキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)すぐに見切りをつけて仕掛けを上げるようにアナウンスがあったが、回収しようとしたところで右舷ミヨシ4番の若倉翔平さん(つくば市)にファーストヒット。魚の反応が出始めたので、ここでしばし粘ることに。
一荷でゲット(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)右舷トモ寄り、ミヨシ寄り、胴の間と連チャンも交えあちこちでアジが取り込まれる。ほどなく全員が2尾を揃えたところで、船長はサイズアップを目指して9時前に移動を決断。南下して本牧沖の護岸周りで再開する。
水深は28mで、タナは下から2~5m。根があるポイントなのでカサゴのラッシュもある。船長はこまめにポイントを移動してチェックする。
本命連発&尺級も登場
水深34mのポイントで左舷ミヨシ4番の長谷川裕幸さん(荒川区)の竿が大きくしなった。この日一番の大きさのアジを引き抜いた。その右隣は昨年同船で総合優勝をもぎ取った小沼輝雄さん(草加市)で、今回初参加の長谷川さんを誘っての参加。回遊してくる大型を狙う。
本命に笑顔(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)長谷川さんの左隣では、昨年も参加した足立潤さん(市川市)が数を伸ばしている。ハリスはトラブルが少ない1.5号で、付けエサにはパワーイソメのピンクを愛用。濁り潮で食いがよく、エサ持ちがいいとのこと。アタリは多いが横ガミしていて食い渋り気味とのこと。
ダブルでヒット(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)右舷ミヨシは同宿の古くからの常連の高野明久さん(杉並区)で、良型交えてコンスタントに上げる。隣の高野さんを慕う足立原大治さん(同区)も本命を手中。左舷ミヨシも高野さんの釣り仲間の立花幸作さん(渋谷区)で一荷を披露。
アジ手中(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)その隣は普段はタチウオ、泳がせ、アマダイなどを楽しんでいるという初参加の高橋裕司さん(さいたま市)が、短竿でアジの引きを堪能している。左舷大ドモは原川聖一さん(玉村町)で、付けエサを青イソメにして堅調。さらに、連れの紅一点をフォロー。
アジヒット(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)その隣の石井幸治さん(千葉市)も本命に笑顔。さらに長谷川さんが尺近い本命を追加して船上のボルテージが上がる。

