今週のヘラブナ推薦釣り場2026【群馬県・城沼】

今週のヘラブナ推薦釣り場2026【群馬県・城沼】

まったくもって独断もいいところだが、記者にとって冬の風物詩と言えば群馬県館林市にある城沼だ。厳寒期なのに良型地ベラが狙え、しかも日並み次第ではツ抜けに迫る。今シーズンの記者は今のところ貧果に終始しているが、常連は40cmをゲットしたりレギュラーの数釣りを楽しんだりとすでに真冬の同沼をエンジョイしている。夏の間眠っていた長竿を引っ張りだし、はるか彼方に立つウキを見つめれば、いつかはズボッとウキが消し込むはずだ!

(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部)

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ヘラブナ釣り 淡水の釣り

城沼の概況

例年12月~2月に城沼西岸エリア(鶴生田川を含む)に良型地ベラが集結するので、これを長竿で狙うのが同沼の冬の風物詩をなっている。なお正確な数量は不明だが新ベラ放流もおこなわれており、現にポイントによっては20~25cmの美ベラが地ベラに交じる。しかしここを狙う常連に新ベラ狙いの人は皆無。なおアベレージサイズは33~37cmでここに40cm超がポツリと交じり、さらに運がいいと尺半ならびに尺半超が顔を見せる。

今週のヘラブナ推薦釣り場2026【群馬県・城沼】城沼の概況(作図:週刊へらニュース編集部)

釣況は目まぐるしい。いい日には20枚以上出たり翌日は数枚などと乱高下。つまり日並みの差が激しいのが正直なところだが、晴天無風ほど釣果に恵まれないので、できれば季節風が強い日を選んで釣行することをお勧めする。

ポイント

城沼は別名ハス沼とも呼ばれ、時期になるとハスが一面を覆いつくす。冬になると枯れるが、それでも根元は残り釣りの支障となる。

さらに冬場は魚が沖めに着く傾向があり、長竿でないと釣果は見込めない。長竿でハス穴をピンポイントで狙うのはほぼ不可能で、仮にヒットしても取り込めない。つまり夏場にハスが生えないポイントがこの時期の狙いめであり、その多くが城沼西岸エリアもしくは夏場に営業される観光船のルート上となる。

梅園前

尾曳橋下流右岸に2~3月に可憐な花を咲かせる梅林。その目の前に広がるエリアを通称・梅園前と呼称する。釣りができるように常連がアシ原を刈って開き釣り穴ができている。

今週のヘラブナ推薦釣り場2026【群馬県・城沼】アシ穴が複数空いている(提供:週刊へらニュース編集部)

ポイントはその穴のみで、現時点で10カ所ほどが開いている。尾曳橋寄りがいいのか、少し離れたほうがいいのかは日並み次第。水深は60~80cm。

尾曳桟橋

観光船が営業しない冬期のみ釣り人に開放している。釣り桟橋ではないので受け木はなく釣り台が必要。入口にロープが張ってあるのでそれを外して(跨いで)入場し、すぐにロープを元に戻す。

今週のヘラブナ推薦釣り場2026【群馬県・城沼】尾曳桟橋(提供:週刊へらニュース編集部)

さらに桟橋上にはこぼれエサ、オモリカスなど一切残さず、納竿後は原状回復がローカルルールだ。水深は70cm~1m。背後と左右に鉄柵があり回し振りの際は要注意。なお、善長寺前桟橋も尾曳桟橋同様に釣りは可能だが、この時期狙う人が少なく魚の着きは悪い。

釣り方とエサ

水深が深くても1mで平均70cm。しかも竿は最低でも18尺以上で流れも出やすいとなれば、釣り方はドボンかハリスオモリの2択だろう。バランス釣りもやってやれないことはないが、そもそもそのようなベタナギ無風の日は釣果に恵まれない日が多い。なお竿は21尺が常用で強風なら15尺程度でもいい日がある。エサは両グルテン。

今週のヘラブナ推薦釣り場2026【群馬県・城沼】晴天無風は厳しい(提供:週刊へらニュース編集部)

ライトドボン

城沼の多くの常連がこの釣り方でやっている。バランスオモリの下側に取り外し可能な外通しオモリを通し、遊動式にして底に着ける釣り方。トップがゆっくり沈む程度の軽いオモリが理想なので、多くの人は市販品のナス型オモリ(0.3号程度)をヤスリなどで削り適正重量にしている。

メリットは触りが出やすいこと。外通しオモリを外せばすぐにバランスに戻せる。逆にバランスオモリを外せば通常ドボンがすぐできる。

デメリットはバランスオモリで浮力を殺しているので、通常ドボンと比べてシモりやすい。つまり急流には弱い。

通常ドボン

バランスオモリなしのいわゆる正統派ドボン。ガチガチドボンと言ってもいいだろう(笑)。外通しと中通しがあるが、流れが変化しやすい釣り場では取り外しが可能な前者のほうが使いやすい。つまり城沼のように風力次第で流れの強弱が付く釣り場は外通しのほうが向いている。

メリットはとくにないが強いて言うなら流れに強い。理論のことを話すとキリがない(何が正解か不明)のでここでは割愛するが、ガチッと止めてアタリを待つみたいな記者のような性格の人にはこちらが向いている。

デメリットは挙げたらキリがないので割愛。強いていえばバランスに戻すのが面倒。触りが出にくいなど。城沼でも通常ドボンを使う人は少数派だが強風・急流時などはこれに勝るものはないので、可能なら強風予報を選んで釣行するといいだろう。「今日は風もなくて釣り日和」は城沼ではほぼいい釣果に恵まれないのだから。ただし寒いので防寒対策は万全に!

<週刊へらニュース編集部/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
城沼
料金:¥500(現場徴収)。釣り台必携。荷車・カートなど用意。
この記事は『週刊へらニュース』2026年1月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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