東京湾のシーバスや青物をメインターゲットにしている筆者にとって、例年12月頃は釣果が上がりにくい難しい季節。そんな時期に毎年狙っているのが、フラットフィッシュとも呼ばれるヒラメやマゴチだ。ルアーへの反応が良く、食べても美味しい魚達に出会うべく、千葉県内房のサーフから足漕ぎカヤックのホビー・アウトバックで出艇した。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福永正博)
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砂地エリアでカヤックフィッシング
船長がポイントに連れて行ってくれる遊漁船とは違い、カヤックフィッシングでは自分で魚を探すことからスタート。とくに今回は、わかりやすい根やカケアガリが無いなだらかな砂地エリアなので、広範囲に探っていく必要がある。「今日は釣れるまで漕ぎまくるぞ」と気合いを入れて、魚と出会える手掛かりを探すことから開始した。
当日の使用タックル
今回のタックルは、ZeakeヴェルザードC66にツインパワーXD C3000XGを装着し、ラインはPE1.2号。ロッド自体とリールの巻きが軽く、ラインスラックの回収が速いギア比なので、ダート系ワームを使ったワインド釣法にはピッタリだった。
使用タックル(提供:TSURINEWSライター・福永正博)魚の反応を発見
出艇後、ジワリジワリと深くなっていく遠浅のサーフを沖へと漕ぎ進むこと20分。水深2〜5mの浅場には小魚の影すらなく、冬になったことを実感する殺風景な海である。しかし、岸から1.5kmほど漕いで水深7m地点までくると、徐々に生命感が出てきて小規模ながらベイトフィッシュの群れも発見できた。
魚探に反応アリ(提供:TSURINEWSライター・福永正博)ワームでボトムを探る
やっとのことで魚の反応を見つけ、興奮気味にルアーを投入する。フラットフィッシュ狙いで実績が高い、ジグヘッドとワームの組み合わせだ。着底したら、スローなタダ巻きやリフト&フォールでボトム付近を探ってみる。
しっかりと底取りしながら、弱った小魚を演出してみるもののアタリはなし。となれば、作戦変更である。
上からマナティ・パワーシャッド・浜王(提供:TSURINEWSライター・福永正博)ボトムワインドでヒラメをゲット!
スローな釣りからガラリと変化をつけ、ダートするジグヘッドでリアクションバイトを狙ってみる。いわゆるボトムワインド釣法である。チョンチョンとワームを踊らせてから、スーッとテンションフォール。
それを繰り返していると、フォール中に微妙にたるんだラインがピンと張った。すかさずフッキング!冬ならではの澄んだ海水の中、バタバタと上がってきたのは待望のヒラメだった。
ワインド釣法でヒラメがヒット(提供:TSURINEWSライター・福永正博)50cm級マゴチをキャッチ!
ワインド釣法が有効な実感を得て、引き続きロッドアクションを繰り返していく。すると、またもやヒット!先ほどのヒラメよりもブルブルと首を振る感触があり、上がってきたのは50cm弱のマゴチ。
ゲットしたマゴチを測定(提供:TSURINEWSライター・福永正博)カサゴも顔出し
さらに、同じポイントでマゴチとカサゴをキャッチした。良い調子である。岩場を好むカサゴが釣れたことや、ルアーが根掛かりしそうになることを考えると、どうやらこの辺りに魚が着く要素がある模様。運良く好ポイントにたどり着けたようだ。
カサゴもキャッチ(提供:TSURINEWSライター・福永正博)無念の撤退
しかし、「さあコレからだ」というタイミングで、予報よりも早く強風が吹き始めた。底取りもままならず、何より危険である。残念だが、「カヤックフィッシングは引き際が肝心」と自分に言い聞かせ、後ろ髪引かれる思いで納竿とした。
冬のカヤックフィッシングにはブレスサーモ【PR】
朝は気温0℃付近になる冬、筆者が着用するインナーが、「ミズノプレミアホットインナー ブレスサーモActiveモデル厚手(上下)」。
ブレスサーモ上下(提供:TSURINEWSライター・福永正博)体から発生した水分を吸収して発熱するブレスサーモの原綿を、シリーズ最大量配合した極寒対応(温かさレベル4※)モデルだ。 ※ミズノ調べ
大敵の汗冷えを回避
カヤックを漕いで汗をかいても冷えることがなく、サラリとした着心地を維持してくれる。また、厚手ながらも柔らかく、動きづらさを感じないところも良い。
ドライパンツの中にブレスサーモを着用(提供:TSURINEWSライター・福永正博)肝心の温かさだが、気温2℃〜8℃で足漕ぎでの移動と釣りを繰り返す使い方にはピッタリだった。今回着用したレベル4(※ミズノ調べ)の上には、メリノウールを使用したレベルMAXがあるので、真冬のワカサギ釣りで試してみようと思う。
冬のカヤックフィッシングはツラくない
今回は、気温が低く風も強い悪条件ではあったが、狙い通りフラットフィッシュに出会えて満足な釣行となった。また、高機能な防寒ウェアを身に着けていたため、さほど寒さを気にせずカヤックフィッシングを楽しめた。
真夏の酷暑にくらべれば、真冬の寒さの方がずっと対策しやすい。寒さを理由に冬の出艇を敬遠しているカヤックアングラーは、ぜひとも装備を整えてチャレンジしてみてほしい。
<福永正博/TSURINEWSライター>

