サラリーマンアングラーにとって、年末のボーナスと同じぐらい気になるのが、週末の天気ではないだろうか。特にサーフゲームでは、波が高いと釣りができないこともあるので、休日の天候ばかり気にしている。11月6日は低気圧の影響で波が高い予報だったが、ポイントによっては釣りができるだろうと愛知県豊橋市のサーフでヒラメを狙うことにした。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・高木孝）
TSURINEWS編集部
豊橋エリアでサーフルアー釣行
午前6時にポイントに到着すると、海面には波が崩れてサラシが広がっている状況だった。上げ潮ということで波足が長く、難しい状況だと感じながらも下げ潮が効き潮位が下がれば可能性はあるはず。
そんなことを考えながら歩いていると、先行者が50cmほどのヒラスズキをランディング。おいしいヒラスズキを釣りたいとロッドを振ったが、簡単にヒットするわけもなく夜が明けた。
明るくなって海を臨むと、予想以上に波が高く波足も長い。それでも沖で波が崩れるポイントでは可能性があると考え、50m沖の背で波が崩れて手前が水深のあるエリアに着いた。
いつもなら広範囲を探り歩きながら反応を待つが、このエリアで粘ってみようと考えてルアーローテーションしながらキャストを繰り返した。8時を過ぎると数人いたアングラーの姿はなくなり、見渡す限り私とキス釣り師の1人のみ。
下げ潮で40cm級ヒット
潮位が下がり地形と流れがはっきりしてきたため、波が崩れたタイミングでビーチウォーカーウェッジをキャスト。水深のあるエリアを探っていると、待望の反応を得た。
寄せ波によるラインテンションの緩みと、引き波の抵抗でフックアウトすることが多いため、ラインテンションを保つことを心がけて距離を詰め、ランディングしたのは狙い通りのヒラメだった。
狙い通りのヒット（提供：週刊つりニュース中部版APC・高木孝）気分よくキャストを再開したが、簡単に連続ヒットとはならず。最後にビーチウォーカーチェンジャーをキャストしてみると、違和感が伝わってきた。
こんなときはアワセが鉄則とロッドをあおると、明らかな生命感が伝わってきた。ヒット直後は抵抗したが、引きが弱いため疑問を感じながらランディングすると、ルアー丸のみのヒラメ。サイズアップはならなかったが、お造りと煮つけ、塩焼き確定のヒラメを手に記念撮影を終えた。
そして午前9時30分に終了。釣果は40cmクラスのヒラメを2匹。下げ潮が効くタイミングが時合いだったのか、釣果を得たのは30分という短時間のみだった。
＜週刊つりニュース中部版APC・高木孝／TSURINEWS編＞
豊橋エリアのサーフ
