改造竿を操る
早々に竿を曲げたのは左舷ミヨシで、3m級の中通し竿を対で操る小日向さん。取り込んだのは、15cmほどの良型。
続いて、右舷ミヨシで同様の仕掛けで釣る住野さんにヒット。12cmに続いて14cmを取り込む。彼の竿は、ヘラ竿を改造して中通し手バネに作り替えたといい、材料調達は「つり具すがも」などを利用すると話す。
ヘラ竿を改造(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)左舷ミヨシ2番の地元釣り師・三ツ木さんも自作した竿を対で使っていて、12~15cmを3尾立て続けに抜き上げる。右舷ミヨシ2番の久保田さんは、中通しの手バネ竿とリール竿の二投流。19cmの特大をゲット。
手製のグレス製ノベ竿(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)竿頭は105尾ゲット
さらに、右舷トモの坪田さんもヘラ竿を改造した11尺のグラス製中通し竿を2本。気持ちいい竿の曲がりを見せてくれた。「今日は先週より型が小さいね」と言いながら、開始から1時間弱でツ抜け。
常連に良型(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)左舷トモ寄りの3人組は、胴の間から順に古瀬さん、木暮さん、徳永さん。私と同様、リール竿で、会話を含めてハゼ釣りを楽しんでいる。
潮の流れが緩い影響か、竿が硬いのかはわからないが、エサの食い込みが悪く、釣り上げた魚も取り込んだとたん、バケツの中に落ちてしまう状況だった。
大型も出た(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)また、居食いが多いためアタリの出方が単発で、最初のアタリを見逃すと知らぬ間に掛かっていたこともしばしば。それでも、なんとか拾い釣りで、13時半の沖上がりに29尾をカウント。
最終的な船中釣果は、10~19cm29~105尾。三ツ木さんが竿頭だった。
<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>

