前回のサゴシ、ワラサの爆釣から1週間後、再び泉南の波止にショアジギングへ。群れが遠くアタリが無い時間が続いたが一瞬のボイルを物にし周りでも上がってない中、貴重なサゴシをキャッチできたのでその様子をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・高橋凪)
サゴシ連発を忘れられず
前回、波止からワラサとサゴシが連発し良い思いをした私。今回はあの時の快感が忘れられず再びあの波止へ行ってきた。
元々ショアジギングはあまりやらなかったが、ビキナーズラックで一度良い思いをしてしまうとやっていなかった釣りにもドップリのめり込んでしまうのが釣り人の性。まったくどうしようもない(笑)
静かな立ち上がり
昼から出勤予定だったので朝マヅメのみの釣行である。釣り場までは自転車で25分、片道7km。朝5時に自宅を出発、5時半前には釣り場に到着した。仕事前にこのスパルタ釣行を平気でやる自分はかなりの病気である。
まだ太陽は出ていないが、急いでタックルを組んでキャストする。使用ルアーは前回爆発したジャックアイマキマキの30g。これをボトムまで落とし、シャクリを入れながら高速で巻いてくる。日が昇ると釣り人が増えてきたが、誰も竿を曲げている様子はない。
しかし足元にはカタクチイワシの群れがおり、時折何者かのフィッシュイーターに追われている様子が伺えた。
エソが連発
釣り始めてから1時間後の6時半頃、ついにゴンッとアタリが!しっかり合わせて掛けたが青物にしては引きが弱い。上がってきたのは巨エソ。ここからルアーを変えてみたりシャクリを変えてみたり工夫をしたがエソが連発……青物はどこへ……。
待望のサゴシが登場!
エソ以外のアタリが無いまま迎えた7時頃、ふと海を見ているとルアーが届く範囲に大きいナブラが!ナブラ目掛けてルアーをぶん投げ、表層を早巻きしてくる。
すると一投目でゴンッ!!ついにキター!!グイグイと重量感のある引きと横走りにサゴシを確信。テンションを緩めず巻き、無事タモに収まったのは50cm弱の肉厚サゴシだった。これは美味そうだ。
キャッチしたサゴシ(提供:TSURINEWSライター・高橋凪)早朝から投げ続けて諦めそうになった時に現れた一瞬のチャンス。モノにすることができて本当に良かった。長年釣りをしてきた経験上、海の状況や環境は釣果を上げるヒントになることも多い。ただ投げているのではなく、海況や地形、周囲の状況などを見て考えながら釣りをするとより釣りが楽しくなると思う。
釣果レシピに舌鼓
帰宅後は炙りとあら汁を調理。以前釣ったサゴシよりも大きく脂が乗っており絶品だった。苦労して釣った魚は買った魚より一層美味しく感じた。
サゴシの炙り(提供:TSURINEWSライター・高橋凪)今後の展望
11月中旬現在、サゴシの数が少なくなってきており日ムラはあるがまだ釣れている。サゴシに混じってブリ族も釣れているので両狙いで行ってみてほしい。この記事が出る頃は今期青物最終戦、大阪湾青物フィーバーに急げ!!
※立ち入り禁止の場所には入らないで下さい。
※係留ロープにお気をつけ下さい。
※釣り場は譲り合って使いましょう。
※ライフジャケットの着用をお願いします。
<高橋凪/TSURINEWSライター>


