「これだけ覚えればOK!」秋タイラバ五目の攻め方・タックル選び・狙うレンジを詳しく解説

「これだけ覚えればOK!」秋タイラバ五目の攻め方・タックル選び・狙うレンジを詳しく解説

最も手軽で入門しやすいオフショアフィッシングといえばタイラバだろう。ぶっちゃけ魚を選ばなければ、周年楽しめる釣りといえる。もちろんタイラバというぐらいだから、メインターゲットはマダイ。でも周りを彩るゲストたちもたまらなく魅力的なのだ。季節は秋。船に乗るには最高のシーズンだ。ぜひ秋のタイラバで、多彩な魚たちと遊んでほしい。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・編集部)

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オフショア ソルトルアー

タイラバで狙える魚種

秋に限らず、タイラバで釣れる魚種は非常に多い。メインのターゲットはマダイなのは間違いないが、終わってみればマダイの影がかすむほど豪華な釣果になっていることが多い。

「これだけ覚えればOK!」秋タイラバ五目の攻め方・タックル選び・狙うレンジを詳しく解説本命はマダイ(提供:週刊つりニュース中部版・編集部)

アマダイ

まず深場でマダイ以上に喜ばれるのがアマダイだ。京都では若狭ぐじと呼ばれる高級魚で、水深60m以深の砂泥底に潜んでいる。普段は砂泥に潜り込んでおり、積極的にエサを追い回すことはしないので、タイラバが着底した直後が勝負となる。

「これだけ覚えればOK!」秋タイラバ五目の攻め方・タックル選び・狙うレンジを詳しく解説アマダイは花形(提供:週刊つりニュース中部版・編集部)

レンコダイ

よく交じるのがレンコダイ(キダイ)。これまたアマダイと同じような場所に生息しているが、漁礁周りでよく釣れることもある。マダイに似ているが、その身質はやや水分が多い。だが味は一級品で、マダイよりおいしいという人も少なくない。

「これだけ覚えればOK!」秋タイラバ五目の攻め方・タックル選び・狙うレンジを詳しく解説マダイより美味しいかも(提供:週刊つりニュース中部版・編集部)

大きくても35cm程度だが、その引きもなかなかのもの。同じサイズであればマダイよりパワーがあるかもしれない。

ホウボウ

鮮やかな緑の羽根とエイリアンのような足を持つホウボウだが、誰もが喜んで持ち帰る最高においしい魚だ。これも砂泥底、砂底に生息しているが、意外に魚食性が強く動くものによく反応してくれる。

「これだけ覚えればOK!」秋タイラバ五目の攻め方・タックル選び・狙うレンジを詳しく解説うれしいゲスト(提供:週刊つりニュース中部版・編集部)

根魚

そしてタイラバに最も好反応を示すのが、根魚類だ。深場であればウッカリカサゴやアヤメカサゴがそう。いずれも誰もが知るうまい魚だが、アマダイと同じくあまりしつこくエサを追い回すことはしないので、ボトムから1mまでがヒットレンジとなる。

カサゴ類よりさらに人気が高いのがハタ類。砂泥であればアオハタ、根周りならマハタやキジハタなども定番ゲストといえる。これらは中層までベイトを追いかけて捕食する性質があり、水深の半分ぐらいで食ってきた……なんてことも珍しくない。

特に紀東方面に多いオオモンハタは、ベイトに着いて回遊する性質まである。もちろん積極的にベイトを追い回し、まるで青物のような行動を取る。ジグヘッド+ワームのスイミングで狙う場合、中層でのヒットが多くみられるのはその性質のせいだ。

その他

そのほかにもワラサやハマチなどの青物、アジやサバ、カイワリなどもタイラバに食ってくる。何が釣れてもおかしくないのが、オフショアタイラバなのだ。

「これだけ覚えればOK!」秋タイラバ五目の攻め方・タックル選び・狙うレンジを詳しく解説カイワリもヒットする(提供:週刊つりニュース中部版・編集部)

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