日本屈指の大物トラウトフィールド『中禅寺湖』で50cm超えレイクトラウトをキャッチ!

日本屈指の大物トラウトフィールド『中禅寺湖』で50cm超えレイクトラウトをキャッチ!

日本屈指の大物トラウトのフィールド「中禅寺湖」。偶然にもベテランと知り合ったことからレイクトラウト釣行が実現。陸っぱりとボートで挑戦し、待望のレイクトラウトをキャッチすることができた模様をお届け!

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・夏野)

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夏野

幅広くジャンルを問わず、色んな釣りを楽しんでいます。さて明日は何を釣りに行こう?

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トラウト ルアー&フライ

2日目は念願のレイクトローリング

2日目は念願のトラウトのレイクトローリング。実はこれがしたくて数年前に小型船舶免許も取得していたのだが、その専門性の高さから最後は実行に移せないでいた釣りの一つだった。

日本屈指の大物トラウトフィールド『中禅寺湖』で50cm超えレイクトラウトをキャッチ!トローリングタックルはゴツい(提供:TSURINEWSライター・夏野)

まだ日の出前の朝4時に出航。いよいよトローリング開始。Eさんからタックルと釣り方についてレクチャーを受けながら最初はヒメマスを狙い、昨日とは反対の湖岸である山側と呼ばれるポイントを流してゆく。

時々水面を割るボイルにキャスティングを試してみたりもするが朝マズメはHITなし。周りのボートもどうやら釣れていない様子だ。

日本屈指の大物トラウトフィールド『中禅寺湖』で50cm超えレイクトラウトをキャッチ!朝焼けの中をトローリング(提供:TSURINEWSライター・夏野)

待望のレイクトラウトと対面!

ここからレイクトラウトやブラウントラウトに狙いを変更して探ってゆくことになった。

日本屈指の大物トラウトフィールド『中禅寺湖』で50cm超えレイクトラウトをキャッチ!魚探に反応あり(提供:TSURINEWSライター・夏野)

フランス大使館別荘前(通称フランス前)のポイントを流していたところで突然リールが鳴り、Eさんがボートを急加速させる。

トローリングの仕掛けは数十mもの長さを流しているので人の手で竿を煽ったくらいでは仕掛けはほとんど動かない。その為、こうやってボートの急加速でフッキングするのだそうだ。

重いトローリングタックルに戸惑いながらどうにか巻き上げると、上がってきたのは何とレイクトラウトだった。高水温に弱い為、手早く写真だけ撮ってリリースする。

40cmの小型サイズではあったが、念願の中禅寺湖で念願のレイクトローリングで念願のレイクトラウトを手にすることができたのだ。念願だらけで感無量である。

「釣れてホッとしました」Eさんは中禅寺湖初挑戦である私の釣果をずっと気にしてくださっていたらしい。いや、ホントありがとうございます。

日本屈指の大物トラウトフィールド『中禅寺湖』で50cm超えレイクトラウトをキャッチ!初のレイクトラウト(提供:TSURINEWSライター・夏野)

ジギングで50cm超えレイクトラウト

「魚探に反応があります。真下にルアーを落としてみてください」Eさんの言葉に従い真下にジグを落として数回軽く竿を煽ると急に重い当たりがきた。

今度はジギングでレイクトラウトが釣れた。しかも先ほどより大きい 50cmオーバーだ。手早く写真を撮ってリリースしようとした時、ふと思った。「どんな味だろう?美味いのかな?」滅多に手にすることのないレイクトラウトである。

どうせなら味も知りたい。探究心から1匹だけ持ち帰って食べてみることにした。尚、持ち帰りについては尾数制限があるので注意。

日本屈指の大物トラウトフィールド『中禅寺湖』で50cm超えレイクトラウトをキャッチ!ジグで50cmのレイクトラウト(提供:TSURINEWSライター・夏野)

ビッグヒット到来

さらにポイントを移動しつつ流していると再びリールが鳴った。巻き上げようとするが手ごたえが重すぎる。根掛かりですかね?とEさんに聞くと、「魚ですよ」との答えが。マジですか?こんなゴツいタックルでこんなに重いなんて……。

なかなか巻き取れないので少しドラグを締めてみることにしたのだが、ここで痛恨のミス。ダイヤルを逆に回してしまったのだ。慌てて締め直したが、ラインが緩んでしまったせいか巻き上げ途中でバレてしまった。「ん〜、もしかしたらデカかったかもしれないですね……。」

ブラウントラウトもHIT

再び国道側に移動しポイントを流しているとEさんの竿にあたりがきた。ずっとガイドに徹してくれていたEさんだったが、長く重いトローリングロッドとリールを慣れた手捌きで扱い、グングン魚を寄せてゆく。経験に裏打ちされた安定した動きだ。上がってきたのは50cmオーバーのブラウントラウト。

「ちょっと小さいけど……」と言いながらもEさん嬉しそうだ。しばらく流していると今度はレイクトラウトがHIT。落ち着いた動きでネットに入れると水から上げず水中で素早くフックを外しそのままリリース。

その後またまたレイクトラウトがHIT。またまた手早くリリース。曰く「サイズが小さいですから……」とのことだが、針にかけてからリリースまでの時間の短さや手際の良さからはEさんの魚を思いやる気持ちが伝わってくる。あれなら魚へのダメージも最小限だろう。釣りの技術以上に見習うべきはその姿勢だった。

レイクトラウトは美味!

持ち帰ったレイクトラウトは翌日調理してみたのだが、淡白なトラウト系の中でもかなりしっかりとした味がする。個人的にはこれまで食べたトラウトの中で一番美味しく感じた。

日本屈指の大物トラウトフィールド『中禅寺湖』で50cm超えレイクトラウトをキャッチ!身がしっかりしていて捌きやすい(提供:TSURINEWSライター・夏野)

唐揚げのレモンバターソース

半身を一口大に切り、片栗粉をまぶす。最初に低温で火を通した後、油を高温にして2度揚げすると表面がカリッと仕上がる。耐熱容器にバターを入れ、レンジで1分程度加熱する。液状になったバターが冷めないうちにレモン果汁を加えて混ぜ合わせる。唐揚げを器に盛ってソースをかけたら完成。

日本屈指の大物トラウトフィールド『中禅寺湖』で50cm超えレイクトラウトをキャッチ!唐揚げのレモンバターソース(提供:TSURINEWSライター・夏野)

夏野菜でホイル焼き

アルミホイルにオリーブオイルを塗り玉ねぎ、人参などの野菜を敷く。塩とコショーで下味をつけたトラウトを置き軽く白ワインをふる。その上に輪切りにした夏野菜を並べてホイルに包む。フライパンに置いて蓋をしたまま弱火で蒸し焼きにする。火を止めてバターを置き、蒸らしたら完成。

日本屈指の大物トラウトフィールド『中禅寺湖』で50cm超えレイクトラウトをキャッチ!夏野菜とホイル焼き(提供:TSURINEWSライター・夏野)

アテンドに感謝

実はこの釣行の最後は豪雨になり、満足にお礼も言えないまま慌ただしく現地解散となってしまった。Eさんのおかげで初の中禅寺湖釣行で釣果を得ることができただけでなく、貴重な知識や経験を積ませて頂いた。

ここで改めてお世話になったお礼を述べたい。本当にありがとうございました。ぜひ来年また中禅寺湖でご一緒しましょう!

日本屈指の大物トラウトフィールド『中禅寺湖』で50cm超えレイクトラウトをキャッチ!宿泊した宿には巨匠が訪れた跡が(提供:TSURINEWSライター・夏野)

<夏野/TSURINEWSライター>

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