私が思うコウイカエギングの狙い方をいくつか紹介したいと思います。
一般的なテクニックとおすすめテクニック
まず一般的なコウイカエギングの釣り方は、エギをゆっくりズルズル引くようにボトム(底)を這わせる方法。
この釣り方は釣れないわけではないですが、コウイカは必ずしも底に居るとは限らず、中層付近を泳いでいるときも多々あります。
私のおすすめのテクニックは、一回のキャスト(投げる)でボトムと中層付近を泳ぐコウイカに見えるレンジ(水深)にエギを泳がし、両レンジに居るコウイカを誘う方法。
このとき、できるだけエギを上層まで跳ね上げず、ダート(エギの頭を左右に振るアクション)もできるだけ低速にしてコウイカが追いつける速度で動かし、1回の移動距離の少ない動きをイメージしてください。
低速で移動距離の少ない動きができれば、活性の高いコウイカなら移動中に抱きついてくるときもあります。
コウイカの活性が低い場合も、低速で移動距離と移動時間が遅いということは、長く水中にエギを置けますので、コウイカに長い時間アピールできます。
あとはコウイカが近くに居て、タイミングさえ合えば数釣りも可能です。
砂地のあるシャローエリアを狙おう
次に釣果アップに欠かせないのが、釣り場選びです。
産卵シーズンのコウイカを狙う最適な場所選びは、潮の流れがあまり強くないシャローエリアで、狙う範囲が狭い砂地エリアを探してください。
狙う範囲が狭い程フィールド内をくまなく探せるので、釣れる確率は必然的に上がります。
私の経験上ですが、コウイカが1番釣れるフィールドコンディションは、雨または曇りの無風状態なベタ凪。
こんな日は動きやすくもありますので、歩いて次々ポイントを探っていくラン&ガンにもぴったりです。
コウイカは日中が狙い目
次に釣れる時間帯ですが、長年コウイカを釣っていて活性があがる時間帯は、夜明け直前の薄暗い状態から日が昇って2時間程と、夕方の日が沈む30分前ぐらい。朝マヅメ、夕マヅメがベストです。
夜も釣れますが釣果は日中に比べ、かなり落ちます。
最後にコウイカエギングをしていて1番不思議に感じるのが、去年はこのエギは凄い釣れたのに今年はまったく釣れないとか、逆に去年釣れなかったエギが今年は凄い釣れるということがよくあること。
場所を変えると、アクションもエギのカラーも同じなのにまったく釣れなくなったりといったケースが多々あります。
もし釣行の際にポイント移動する場合は、いろいろなパターンのエギやアクションを試すのも釣果アップの一手です。
ぜひフィールドに出掛けていろいろな新しい釣り方を試して楽しんでみてください。