「船中最大2.45kgの良型浮上!」東京湾エギタコ釣りで筆者は粘りの3尾【神奈川・つり幸】

「船中最大2.45kgの良型浮上!」東京湾エギタコ釣りで筆者は粘りの3尾【神奈川・つり幸】

独特の乗りがたまらない、釣って楽しい、食べて美味しい。そんな魅力がぎゅっと詰まった東京湾のマダコ釣り。今回は、川崎のつり幸から釣行しました。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)

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つり幸でエギタコ釣り

6時50分。船に乗り込んだ釣り人たちの手には、それぞれが選んだエギや集寄アイテムがずらり。カラフルで個性的な仕掛けは、見ているだけでもワクワクして、ついつい集めたくなるほどの可愛さです。

「船中最大2.45kgの良型浮上!」東京湾エギタコ釣りで筆者は粘りの3尾【神奈川・つり幸】つり幸から出船(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)

船を20分ほど走らせポイントに到着。いよいよ仕掛けを投入。底をていねいにコツコツと探っていきます。

「船中最大2.45kgの良型浮上!」東京湾エギタコ釣りで筆者は粘りの3尾【神奈川・つり幸】仕掛けがカラフル(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)

開始早々、周りでは1尾、2尾と船に取り込まれていきますが、私はというとアタリがないまま時間だけが過ぎていく展開。焦る気持ちを抑えながら小突き方を変えたり遠投したり。エギの色を次々と替えてみたりと、とにかく工夫を重ねて探ります。この、試行錯誤が面白く、夢中になってしまうのもタコ釣りの奥深さです。

そんななか、念願のヌーンッとした重みが。「きた!」と、思ったのも束の間、途中でポロリと痛恨のバラシ。明らかにアワセが弱かった。次こそはしっかりアワせるぞと心に誓い、集中力をさらに高めます。

念願のマダコゲット

1時間後、ついにその瞬間が。再びヌーンとした重みが竿先に伝わり、今度は意識的にグッと強めに竿を上げてアワせ、心の中で「バレないでよ~」と唱えながら慎重に巻き上げます。ようやく念願のマダコと対面。海の底から足をバタバタさせながら、ぬるりと現れるその姿は、何度見てもテンションが上がります。

「船中最大2.45kgの良型浮上!」東京湾エギタコ釣りで筆者は粘りの3尾【神奈川・つり幸】エギタコのタックル(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)

その後もこまめにポイントを移動しながらタコを追いかけ、「根掛かりかな?」と思ったら、じつはタコが乗っていた。なんてこともあるのが面白いところ。集中力とていねいさが試される釣りです。

「船中最大2.45kgの良型浮上!」東京湾エギタコ釣りで筆者は粘りの3尾【神奈川・つり幸】船内の様子(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)

この日の釣果は3尾と、少し渋めだったけど、それでもタコが乗ったときのズシッという独特の感触はクセになります。1尾ごとの嬉しさがとにかく濃く、釣果以上に満足度の高い時間を過ごせました。

新鮮なマダコは美味

釣ったあとの楽しみといえば、やっぱり食べること。タコ刺し、タコ焼き、アヒージョにマリネ……。新鮮なマダコはどんな料理でも主役級の美味しさです。しかも、それが自分で釣ったタコとなれば美味しさは数倍。軟らかく、料理する時は茹ですぎ注意です。

「船中最大2.45kgの良型浮上!」東京湾エギタコ釣りで筆者は粘りの3尾【神奈川・つり幸】2.45kgの良型も上がった(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)

これからの季節、まさにタコ釣りシーズン本番。初心者でもチャレンジしやすく、仕掛け選びや誘い方に工夫を凝らす面白さがあり、とにかく奥深い。一度ハマったら抜け出せないかもしれませんよ。

「船中最大2.45kgの良型浮上!」東京湾エギタコ釣りで筆者は粘りの3尾【神奈川・つり幸】当日のタックル(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)

同宿では、レンタル道具が充実していて、川崎駅からの送迎バスもあるので、電車釣行にもぴったり。釣り初心者も安心して挑戦できます。

この夏は、自分の手でタコを釣り上げるワクワクを、ぜひ味わってみてくださいね。

<週刊つりニュース関東版 石坂衣里/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
つり幸
出船場所:川崎区池上町
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年7月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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