PR 「2.2kg頭に春アオリイカ3杯!」オリムピック新作エギングロッドで攻略【三重・志摩】

「2.2kg頭に春アオリイカ3杯!」オリムピック新作エギングロッドで攻略【三重・志摩】

春イカと呼ばれ、晩春から初夏にかけて釣れる大型のアオリイカ。特にショアからではゲーム性が高く、手にするのは容易ではない。秋の数釣りとは異なる大型攻略のキモについて、今回はオリムピックスタッフの前神僚一さんと訪れたフィールドでの実釣を通して紹介していく。

三重県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

アバター画像 TSURINEWS編集部

エギング&イカメタル ソルトルアー

三重の沖磯でエギング釣行

釣行したのは5月半ば。場所は三重県志摩市御座の磯。位置としては英虞湾の出入り口付近。同磯へは志摩市の浜島にある大伸丸渡船を利用して渡った。

「2.2kg頭に春アオリイカ3杯!」オリムピック新作エギングロッドで攻略【三重・志摩】御座周辺の磯なら大伸丸渡船(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

渡った磯は御座白浜の沖にあるドサンコ。釣り座の周囲には藻が繁茂しており、湾内から流れ出す潮がその先を通っている。まさに繁殖を控えたアオリイカが入ってくる理想的な地形だ。

アオリイカが好む藻場地形

アオリイカの産卵場所となるのは内湾の藻場だが、卵や子イカが育つためには十分な溶存酸素量が必要。このため、湾奥の池のような場所よりも、潮の動きがある湾口付近の入り江などで、地形によって風波からガードされるような場所を親イカたちは好む。

「2.2kg頭に春アオリイカ3杯!」オリムピック新作エギングロッドで攻略【三重・志摩】春イカと呼ばれる大型個体(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

なお、接岸した親イカが完全に繁殖モードに入ってしまうと捕食意欲が低下し、エギへの反応が悪くなる。このため、産卵場付近に進出中の個体を迎え撃つのが好適となる。具体的には湾口付近や水道、入江の出入り口になっているような場所で、藻・根・ベイトが絡むところ。今回入った場所もまさにそのような立地だった。

「2.2kg頭に春アオリイカ3杯!」オリムピック新作エギングロッドで攻略【三重・志摩】今回渡ったポイントの状況(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

遠投でアオリイカを探る

ポイントの水深は足下で2~3m、そこから5~6m先までは海面下数十cmまで伸びた藻の密集帯で、釣りにならない。その先は10m弱の深さまで徐々に深くなっている。遠投して沖の海藻帯の生え際から、密集帯の手前までを探っていくことになりそうだ。

そこで、前神さんは遠投が利き、大型のイカを浮かせられるパワーを備えたオリムピックスーパーカラマレッティーGCALSS-862M(25年夏発売予定)を選択。適合するエギのサイズは2.5~4.0号、ラインはPE0.4~1.0号。

強靭なバットパワーと、収束性に優れた4軸カーボンを採用した、キレの良いキャストとジャークが可能なカーボンチューブラーティップのロッドだ。なお、エギはスローシンキングタイプの3.5号とした。

「2.2kg頭に春アオリイカ3杯!」オリムピック新作エギングロッドで攻略【三重・志摩】25スーパーカラマレッティー(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

1.1kgのアオリイカ手中

前神さんは30mほど沖までキャストし、藻の密集帯の手前までをスラッグジャークとナチュラルなロングフォールで探っていく。カウントダウンとエギの接触を通して、海面下数mにある藻の頂点を割り出し、その上スレスレにエギを通していく。

しばらくすると、「きました」の声と同時にロッドが大きく弧を描き、ドラグがうなった。ジェット噴射をいなしながら巻くことしばし、「浮きますよ」の声とともに、20mほど沖でイカが浮いたのが見えた。藻場の上を無事通過させ、ギャフを打ってランディング。キャッチしたのは約1.1kgと納得のサイズ。

「2.2kg頭に春アオリイカ3杯!」オリムピック新作エギングロッドで攻略【三重・志摩】朝イチから納得のサイズをゲット(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

飛距離とパワーが鍵

春の大型アオリイカの攻略は、絶対数が少ない回遊個体を狙うゲームとなる。散発的に現れる大型個体との遭遇率を上げるためには、場合によっては広範囲を探る必要も生じる。

また、春は海藻が最も繁茂する時期であり、アオリイカ自身も産卵場所を意識して、こういった場所を目がけてやってくる。

以上の点から、飛距離が出せ、足下の藻場より沖でイカを浮かせられるパワーを備えたロッドが必要になる。

「2.2kg頭に春アオリイカ3杯!」オリムピック新作エギングロッドで攻略【三重・志摩】沖で浮かすことが大切(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

高感度が戦術をUP

大型は、成熟するまで生き延びてきた慎重さと狡猾さを備えており、エギを見切りやすいので、ワンチャンスで掛けないと次はない。ゆえに、ロッドの手感度がものを言うが、こういったハード面以外にも以下のメリットがある。

大型狙いでは、ボトム付近をじっくり攻めるケースがほとんど。ここで感度に優れたロッドであれば、正確な藻の頂点の把握、藻か岩か砂かという底質の把握が可能になるなど、ゲームを組み立てるうえで欠かせない情報を取得できる。

なお、今回使用しているスーパーカラマレッティーの各モデルには、剛性と振動伝達性(手感度)に優れた素材が用いられたオリムピックのオリジナルリールシートOP-02が採用され、ブランクス性能と相まって、抜群の手感度を実現している。

「2.2kg頭に春アオリイカ3杯!」オリムピック新作エギングロッドで攻略【三重・志摩】OP-02リールシート(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

続く大型アオリのアタック

1パイ目をキャッチしたあと、前神さんは湾口部へと払い出すように流れている潮目にアプローチできる、細く突出した岩場に立った。ここは先ほどより藻の足が長く、場所によっては10m近く先まで密林のようになっている。

前神さんは迷わず潮目に向かって遠投し、海面付近まで密集した藻場の少し奥までを、大きく丁寧にジャークし、エギを潮に乗せて流しながら、海底に茂った藻の頂点にエギが触れないように攻略していった。

探り始めてすぐ、ビックリするほど早く答えが返ってきた。アワセと同時にドラグが滑り、先ほどよりも勢いよくラインが出ていく。体感的には30mくらい走った感じだ。

「2.2kg頭に春アオリイカ3杯!」オリムピック新作エギングロッドで攻略【三重・志摩】862Mで良型とファイト(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

2.2kgの良型アオリイカ確保

かなりサイズが良さそうだが、スーパーカラマレッティー862Mのバットはしっかりと踏ん張り、ベリーはサスペンションとなってジェット噴射を吸収する。ロッドの復元力に体力を削られ、思いのほか相手は早く力尽き、20mほど沖に巨体を現した。

そのまま手前の海藻帯をやり過ごし、ギャフを打ってランディング成功。キャッチしたのは2.2kgの見事なアオリイカだった。

なお、先のキロアップも含めたこのときの実釣の様子を動画でも見ることができる。

「2.2kg頭に春アオリイカ3杯!」オリムピック新作エギングロッドで攻略【三重・志摩】おかわりは倍の重量2.2kg(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

磯で大型を獲るために

磯の地形は堤防に比べてずっと複雑だ。おまけにアオリイカが好むような場所は藻の繁茂が激しい。また、人気フィールドでは人が攻めたがらないような場所を攻めるのもヒットを得られるチャンス。自然の障壁を強行突破できるようなタフさがロッドに求められる。

そういった点で862Mのスペックはピッタリ。強靭なバットパワーは、同社独自のノウハウに基づく四軸構造のカーボン繊維「スーパークワトログラファイトクロスLV」から生み出されている。

特性の異なる3つのカーボン素材が最適なパートに組み込まれた完成度の高さは、熟練エギンガーの所有欲も満足させる。まさにステータスシンボルと言える一竿だ。

次のページでソリッドモデルのロッドで良型アオリがヒット!

「釣り好き歓迎」求人情報求人情報を掲載希望の方はコチラ

さらに求人情報を見る
さらに求人情報を見る