ビシ＆サビキで狙う黄金アジ　多点掛け連発で70尾【千葉県・金谷沖】

船釣り エサ釣り

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1尾目は28cm黄金アジ

釣り方は、小アジメインならサビキ、大型なら天ビンのビシ仕掛けを使い分ける。集まった釣り人は7人。右舷胴の間に釣り座を取った。

7時、高濱清船長の操船で出港。航程15分で、真沖の通称・タイヤ魚礁水深27mに到着。

ここは、大型の実績があるポイントなので、ビシ仕掛けをセット。海上は北西の強風で、タフコンディション。「反応は下から4～5m、やってみてください」のアナウンスで開始。

3投まで空振りだったが、4投目のファーストヒットは立派な28cmの黄金アジ。水温が下がり、食い渋りモードのなか、ポツリポツリと3尾追釣。

サビキで多点掛け！

9時になるとナいできたので、20分ほど走った水深22mの本命ポイントに移動する。

ビシ釣りで試みると、1投目からシングル、ダブルと掛かるが、サビキ組はゾロゾロやっている。これを見てすかさず仕掛け変更。

すると、3、4点掛けの至福な時間がくる。釣り方は、仕掛けの上部にコマセカゴがついているので、上へ上へと竿先を動かすと、撒いたコマセのなかに仕掛けが入って、1尾、2尾と追い食いして掛かってくる。

その一方、やってはいけないことは、竿先を下げること。これでは、撒いたコマセから仕掛けが離れていってしまう。

泳がせにも期待

同沖は、泳がせ釣りでヒラメの実績が高く、過去には5尾釣ったこともあるほど。今シーズンは5kg級もマークされている。この日は55cmのスズキのみでヒラメはノーヒットだった。

アジは順調に数を伸ばし、富津市の新藤さんが竿頭で私は70尾。絶好のサビキ釣りタイムにビシ釣りで粘ったのが判断ミスだった。

真冬でも水深が浅く数釣りが楽しめる内房のアジ。防寒対策をしっかり準備して、美味しい魚に会いにいこう。

＜週刊つりニュース関東版 APC・木村英行／TSURINEWS編＞