渓流釣りを楽しむなら、安全で快適な装備選びが釣果を左右します。この記事では、渓流釣りを楽しむ筆者が、基本アイテムから非常時の備えまで、実体験に基づくおすすめ装備と便利グッズを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・中山祐司)
快適な釣行のためのアイテム
渓流釣りを長く楽しむには、安全対策と快適な装備が欠かせません。天候や地形の変化に対応できる準備を整えることで、自然の中でも安心して釣りに集中できます。
ヘルメット&ヘッドライト
人目の届かない渓流では、万が一に備えてヘルメットの着用をおすすめします。また、アプローチが暗い場合には、ヘッドライトも必携です。
頭を守り視界を照らす(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)
ウェアリング・ギア
服装は軽登山用の装備を基本に考えています。
インナーとミドルウェア(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)・アンダー:季節に応じて発汗性の高い素材を選びます。
・ミドル:長袖の山シャツなど。虫除けや擦り傷防止に有効です。
・アウター:釣り用ベストやシェルジャケットを着用し、春先には防水タイプのダウンジャケットを使うこともあります。
アウターは防寒と防水を兼ねることも(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)レインウェア
「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉があるように、渓流では雨具が必須。突然の雷雨や、水しぶきの多い堰堤・滝などの場面でも重宝します。
おすすめは、蒸れにくいゴアテックス素材。ただし高価なので、藪こぎなどハードな場面にはリーズナブルなハイパロン素材も実用的です。なお、ゴアテックスは皮脂や汚れで性能が落ちるため、定期的なメンテナンスが必要です。
レインウェア(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)偏光グラス
水面の反射を抑えて川底を確認するためにも、安全面からも偏光グラスは必携です。
ただし、渓へのアプローチ時は汗や紛失のリスクがあるため、使い所を選んでいます。レンズカラーは様々ですが、暗い渓流ではイエローレンズが視界を明るくしてくれました。夕暮れ時、グラスを外して闇に慌てて納竿したこともあり、今はブラウン系を愛用しています。
万全の装備で渓流釣りを楽しもう
以上、私が渓流釣りを通じて経験してきた失敗や反省をもとに、実際に役立った装備やアイテムを紹介させていただきました。
自然相手の釣りでは、思わぬ出来事に直面することもしばしばあります。しかし、事前の準備やちょっとした工夫によって、危険を回避し、より深く自然を楽しむことができます。
この記事が、これから渓流釣りを始める方や、装備を見直したい方にとって、少しでも参考になることがあれば嬉しく思います。安全第一で、豊かな渓流釣りライフを楽しんでください。
<中山祐司/TSURINEWSライター>

