イカ好きマニアのリクエストを受けて、2月27日(木)に内房勝山の船宿から釣行した。先に結果を述べると、序盤の洲崎沖ではサバ攻撃に苦戦したが、中盤から狙った白浜沖では、40~45cm級の一荷もあり楽しめた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

良型が続々登場
2投目も、底ダチを取ってから1回目の誘いで強い乗りが到来。今度は濃いグリーンと、ケイムラカラーのツノに35cmのダブル。喜びながら取り込もうとすると、1尾が海面で外れてしまう。
3投目は海底から4~5m誘い上げたところで乗ってきた。誰でもわかるようなズドン、ズドンという大きな衝撃的なもので、40~45cmの一荷だった。
この間、船中でも次々とヤリイカが乗り、サバの邪魔はなく、ウネリさえなければ数は伸ばせたところだった。

後半にも時合い
しかし、時間の経過とともに乗りが渋くなり、3投目以降の追加は10時半ごろ。1番下のクリアレッドに30cm級。左舷胴の間の原田さんは、仕掛けの扱いに慣れるまで苦戦していたが、中盤から調子を上げ、25~40cmの一荷を連発。アッと言う間に私に追いつき、最後の流しは待望の乗り乗りタイム。
だが、多点掛けを確信したにもかかわらず、取り込めたのは25cm1尾だけ。一方、船長のアドバイスを実践した原田さんは、25~35cmを2尾追加して、8対7で逆転された。13時に沖上がり。最終的な船中釣果は20~45cm7~16尾だった。

今後の展望
当日は波が高く、バラシがひん発。ナギなら多点掛けを取り込める可能性も高まるだろう。これからは、ヤリイカにスルメイカがオーバーラップしてくることを期待したい。
<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>