昨年は発育がイマイチ、しかも天候にも恵まれなかったため行かず仕舞いだった東京湾産の天然海苔摘み。今年は順調に育っているとの情報を受け出かけてきました。下処理を含めた「地道すぎる食材調達」をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
海苔採り開始!
土曜日、大潮。晴れで風はそよそよ。絶好の釣り日和と共に絶好の海苔採り日和。

とりあえず干潮時刻の1時間前に現地入りし、仕掛けをぶっこみ、海苔のポイントに向かいます。この日は東京の最高気温16度。

2週間前に友人が順調に育っていることを確認してくれていたのですが「暖かすぎると枯れるのも早い」と車中で言っていただけにやや心配していたのですが、現場につきテトラ帯をのぞくと、その心配は払しょくされました。

テトラには黒い海苔がびっしりついていました。しかも程よく乾きかけています。これは大漁間違いなしパターン!

袋いっぱいゲット
1時間頑張って天然生海苔コンビニ袋中サイズにいっぱい。

コスパ、タイパ……これをどう評するかは人それぞれの価値観の問題なのですが、少なくとも筆者は座布団ヒラメを釣った時、ラスト1投で提灯行列をやった時、ダイソータックルでオマールエビを釣った時と同等レベルで満足しました!

因みに釣りの方は……エサをかじられた形跡すらなし(汗)冬の陸っぱりちょい投げ釣りはやはり厳しかったです。
帰宅後は地道な下処理
帰宅後はボールを2つ用意し、移し替えながら水洗いし、混じった小石を取り除いていきます。

それが済むと、今度は少しずつ手で磨り潰すようにして「根」を見つけて取り除いていきます。実はこの根、混じった小石同様に硬いので、全て取り除いてやらないと後で食べた時に「ガツッ」と。採る際と同様、とても地道な作業となります。
