どうしても落とし込み釣りをしたくて「まだ近場ならベイトがいるけどね」と幸風の船長の言葉に1月下旬午前7時、普段よりゆっくりの時間で福岡市かもめ広場より出港した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 大野城市・高原稔)

ヒラマサ3連打目は99cm
この時は4時すぎ。まだ納竿ではなさそうだったので予備で持っていた最も強いタイプのロッドに持ち替えた。
ベイトは依然としてしっかり付き、すぐに本命のカンカンという前アタリがメタルトップを通じて伝わってくる。そしてデジャブのようにロッドが真下に突き刺さる。メーターヒラマサ用に準備していたロッドなので今度はバット部分の強さを最大限に利用して魚の頭をこちらに向けられた。
ただハリスは14号のままだったのでリールのドラグは若干緩めにセット。直前のヒラマサよりは重量はなさそうだったが、それでも抵抗する力は強い。またバットが強いため手に伝わってくる魚の引きをダイレクトに感じられるのが堪らなく楽しい。
船上で長さを測ったところ、99cmとメーターには僅かに足りなかったが、十分過ぎる大きさだった。それにしても水深40mでのヒラマサの引きが凄まじく、一方でいずれの魚も14号ハリス(快適落とし込み仕掛けSS LBG剛鋭イサキ5本11-14)でキャッチできたのはラッキーだった。
船長の話
ここで納竿。船長の話では「今日の潮では3時すぎからの下げしか食わないだろう」と予想されており、遅い出港、遅い納竿を予定していたそうで、まさにその通りの結果となった!
今季の落とし込み釣りシーズンもほぼ終了、早くもシーズンの到来が待ち遠しい釣行となった。

<週刊つりニュース西部版 大野城市・高原 稔/TSURINEWS編>