4月1日夕方、ハッちゃんから「アジングへ行こう!」と声があがり、南淡路・伊毘漁港へと向かった。
軽量ジグヘッドを遠投!
この日のタックルは、ロッドが『月下美人 AIR AGS AJING(DAIWA)』の55ULXS。
リールが、『イグジスト1003番(DAIWA/EXIST 1003)』にエステルラインの『月下美人ラインTYPE-E』の0.25号プロトタイプを巻き、先端部に約30cmほどのフロロカーボンライン3lbsを「速攻ノット」で結束した。
ジグヘッドはオリジナルジグヘッド0.8gにプロトタイプのワームをセット。
釣り座に行くとそこには見慣れた顔、知り合いの楠さんが!
お互いに笑ってのごあいさつ。
気温低下と冷たい風のためか、アジの活性は悪くアタリも単発で小さいらしい。
とりあえず、間に入れてもらいスタートフィッシング!
エステル+アジングタックル+オリジナルジグヘッドの組み合わせのおかげで、軽量のジグヘッドでもかなりの遠投ができた。
ラインテンションをかけながら、ボトムへと沈めていく。
ボトムに到達したのを確認し、ロッドティップを下げてデッドスローリトリーブでアジからの攻撃に集中する。
低活性の中で本命ヒット
ワームへ興味を示しているのだが、食い気のないアタリがロッドを通じて手に伝わった。
即座にフッキングするのだがハリ掛かりまでにはいたらなかった。
何投目かにアタリをうまくフッキングできた!
泳ぎの早い引きがロッドへ伝わる。
アジの引きを十分に楽しんでから、慎重に抜き上げキャッチしようとすると、フックから外れて地面へと落ちてしまった。
フックの掛かっていた所を確認すると、アジの口の一番軟らかい場所に掛かったようで、そのハリ掛かりの浅さからも低活性なのが想像できた。
サイズは20cmほどだった。
ショートバイトに集中してヒットさせる
「きた!」待望のヒットにロッドを曲げて対応しているハッちゃん。
しかし、抜き上げたのはアジではなく15cmほどのガシラだった。
今回、一緒に釣りをすることとなった楠さんは、ハッちゃんにアジングをレクチャーしてくれた師匠。
そんな師匠の前で成長した姿を見てもらいたいのだが。
少しずつ潮流が流れ始め、時合いの時間に突入しているはずなのだが、相かわらずアジの活性は高くならず皆がショートバイトに悩まされていた。
各自ジグヘッド、ワームのカラーを交換、また情報も交換していく。
ワームの種類やカラー、ジグヘッドの重さもまちまち。
探り方も別々で狙っている。
誰かがヒットすると、他の人は沈黙するのだが、次の人がヒットし始めるとその人にはアタリが出なくなるのだ。
この状況からも、ストロングなパターンはこの日は存在しないみたいで、かわるがわる誰かがヒットしていった。
たまにコツン!と明確な強いアタリが出る場合もあるのだが、激渋の状況に対応しているが故に驚いてフッキングできない。
集中に集中を重ねて何とかフッキング!ポツポツとだが、アジをゲットしていく。
無言で集中していたハッちゃんのロッドが曲がり笑顔になる!待望のアジを手に楠さんの元へ。
「成長したなぁ~!」とうれしいお言葉を頂いたようだ。
ハッちゃんも、この1匹からアタリのフィーリングをつかんだのか、連続ヒットを繰り出していた。
皆アジのショートバイトに集中し夢中になりすぎたのか、気が付けば深夜0時を回っており、楽しい釣行となった。
<DAIWAフィールドテスター・辻原伸弥/TSURINEWS編>
神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南ICから右折して伊毘漁港へ。