12月19日、愛知県南知多町豊浜港から出船している大進丸に父と乗った。泳がせ釣りでブリ&ヒラメを狙ってきた。
泳がせ釣りの青物便へ
当日はイワシの泳がせ釣りの青物便が2隻、さらにジギング便とフグ便も出船とのこと。私たちは卓也船長の泳がせ釣りの8号船に乗船した。
出船後、30分で伊良湖の風車前へ到着。
「仕掛けは8号以上。青物狙います」とのアナウンスが流れる。
青物が掛かるとオマツリが必至となる。
フルドラグでの力勝負がしたいので、かなり太めのハリスをチョイスした。
フロロカーボンライン12号で青物を狙う。
船中ノーヒットの時間が
船長が魚探とにらめっこして、ベイトを探して徐行運転。
「どうぞ」との合図と同時に始められるよう仕掛けと心の準備を万端にして、10分後「どうぞ。水深20m。底付近で狙ってください」とのアナウンスが流れた。
投入を終え底を少し切って待つ。しばらくたっても何事もなく、「少し移動します。上げてください」とのアナウンス。ベイトの反応や僚船からの情報などで丹念にポイントを回ってくれるが、船内は静かなままだ。
ワラサの群れ到来!
そして、出船から4時間ほどたった午前10時ごろ、その時は突然やってきた。
水深は45m前後。急に私のサオが魚信をとらえ、コツンとサオ先が震える。「ヒラメか!?」と一瞬思い、すぐにギュンとサオ先が入った。
アワセと同時にサオが胴から曲がり、電動リールがうなりを上げる。青物だ。引きもそこそこ強いが、道具がそれ以上に強いのでグイグイ上がってくる。
船内最初の獲物は70cmのワラサだった。
そこから連鎖反応して、父にもワラサがきた。この流しで船中で5匹ほど上がったみたいだった。
サイズアップで8.5kgブリ!
小移動後、「こい」と願いを込めて投入すると魚が応えてくれて、先ほどと同じようなアタリだったが、掛かってからの重量感が違った。
ラインを巻いては出されるのを繰り返し、なかなか底が切れない。それでも道具が強いので徐々に上がって魚影が見えた。思惑通りのブリだ。
リーダーが入ったところで最後の抵抗を見せたが、船長が手繰ってタモに収めてくれた。
してやったりでニヤニヤしてしまう。よく肥えた8.5kgのブリだった。