冬の人気ターゲットの一つがメジナ(グレ・グロ)だ。今や釣れ盛りハイシーズン真っ盛り!そこで今回は、寒グロのフカセ釣りにクローズアップ!強風の中での攻略法もピックアップしてみた。
強風攻略法
基本的に先打ちまきエサだが、風が強い場合は仕掛け投入後に追い打ちまきエサを4~5杯ウキ周辺に打つ。
足元のキワ以外を狙いどころとしている場合、サオ先からウキまでのミチイトがサスペンドタイプといえども風にあおられて仕掛けのなじみが遅くなる。
まきエサとつけエサを少しでも長い時間、同調させながらなじませていこう。
あまりに強風でいち早く仕掛けを沈めたいときはガン玉を打つのも手だが、特に寒グロはガン玉を嫌い、つけエサに違和感があれば離してしまう。
対策は先打ちまきエサの少し先に仕掛けを投入し、サオ先を50cm~1m海中に突っ込んだ状態でリールを巻き、先打ちまきエサの帯の上につけエサを引き戻してやる。
その後リールのベールを開けて少しずつミチイトを出しながら仕掛けをなじませていく。こうすることで、サオ先からウキまでのミチイトが速やかに海中に漂い風の影響を受けにくくなる。
大切なのはその日その時の条件にマッチした釣りをすること。さらに考えながら釣ることで、「釣れた」ではなく「釣った」という達成感を味わえる。
<週刊つりニュース西部版 芦浦 栄吾/TSURINEWS編>