台風一過の9月3日、三重県四日市市の霞ケ浦緑地公園へハゼ釣りに出かけた。当日の潮は大潮、満潮は午前5時53分、干潮は12時14分。寝坊と渋滞に巻き込まれ、現地には午前8時30分に到着した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)
霞ヶ浦緑地公園でハゼ釣り
霞ケ浦緑地公園の釣りポイントは広く、護岸全体のどこからでもサオが出せる。当日はヨットクラブ前の凹んだ所の北側からサオを出した。すぐ近くに駐車場があり、トイレもあるので安心だ。
潮位はかなり下がっており、水面から出た石積みの上にはたくさんのカニが集まっている。
散歩する人やジョギングする人に「おはようございます」と声を掛けられながら釣りの準備をした。
当日の仕掛け
いつもの通りリール付きのコンパクトロッドを伸ばし、小型テンビンにオモリ4号、市販の2本バリ仕掛けを取り付けるだけなので簡単だ。
カットしたイシゴカイをハリに刺してチョイ投げする。水深が浅いのですぐに着底。イトフケを取り、リールをゆっくり巻いてストップすると、プリプリとアタリが出て10cmのハゼが上がってきた。下げ潮でもハゼがいたのでホッとひと安心。
潮が下がってもダブルヒット
次からもチョイ投げするとプルプルとアタリが出るが、ハリ掛かりしないパターンが続く。そこで食い込み時の違和感を少なくしようとオモリを3号にダウン。
これでサオを持つ手にも伝わるアタリが出て、サイズアップした12cmのハゼをゲットした。気持ちいい~!
プルンときたら、少し待っているとブルブルと追い食いしてダブルヒットする。最高だ。
深場を探して追加
潮が引いて石積みが露出しているので、足元の手前で一気に仕掛けを跳ね上げてキャッチしないと引っ掛かってしまう。さらに水位が下がると取り込みできないので、石積みに続くゴロタ石に降りた。
深場に移動していくハゼを狙って運河の方へ移動しながらポツリポツリと追加していく。
ハリ掛かりしなくなるとオモリを2号にダウン。さびくのをやめ、意図的に少しイトフケを作ってアタリを待ってみる。ミチイトがシュンシュンと引っ張られるアタリでアワせるとハゼがヒット。食い込みが良くなった。
浅場のなかでも少し深い所を探して投入すると、潜んでいたハゼがパクリとヒットしてくる。
最終釣果
まだ小型が多く、8~12cmのハゼを24匹キープして午前10時30分にサオを納めた。潮位が低いときでも釣れるので、満潮の上げ潮を狙えばもっと数が伸びるだろう。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>
霞ケ浦緑地公園
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