年始一発目の釣りは仲間とワイワイ!クーラー満杯!と、いきたいところ。釣楽の最新釣果情報で調べてみたところ、相模湾でトロイナダとやらが釣れているらしい。これだ!というわけで、2019年1月3日に茅ヶ崎港出船のまごうの丸ライト五目船で釣り初めをしてきたぞ!
目次
イナダ狙いのライト五目船とは?
ライト五目といっても今は完全にイナダ狙い。
ライトゲームタックルで大丈夫?オモリは何号程度?仕掛けはウィリー?空バリ?と、疑問がたくさん。
時期によって狙うものが異なるため、乗船前に船宿に確認しよう。
今回は水深90~100mを狙うので、オモリ80号(ビシカゴ)以上、PEライン3号以上、ハリス4号以上がオススメとのこと。
ワラサクラスが混じることがあるのと、混雑からのオマツリを避ける意味も込めて、ライトタックルはやめておいた。
当日は大盛況!
当日は大潮前の中潮。天候は晴れ。茅ヶ崎港に朝4時半に集合。
今回は釣り友の灰野さん、永井くん、杉林さん親子と編集部スタッフの計5人での2019年釣り初めだ。左舷に5人並びで席を取り、エサを購入してから乗船すると、片舷10人の大盛況。
コマセで魚の足を止める釣りであることを考えると有利だが、オマツリありきの釣りになることは必至だろう。
船上からご来光に富士山も!
まだ日の出前の6時過ぎに出船。
ポイントへの移動中に日の出が。編集部スタッフにとっては2019年初日の出だ。
ポイントの二宮沖に着くと、クッキリと富士山も!初日の出と富士山のおめでたいセットを船上から独り占め出来るなんて、今年はいい年になりそう!
この後イナダが釣れてくれさえすればだが・・。
まずは早掛け勝負!
水深100mのポイントでいざ実釣!の前に、杉林さんの8歳になる息子優くんの発案で5人で早掛け勝負をすることに。
実は優くん、この歳ですでに何度も船釣りを経験している猛者!しかも、モッてる男としても知られている。
その前評判通り、仲間内のファーストヒットは優くんに!上がってきたのは40cm後半のイナダで、文句なしの早掛け賞!
船長のアドバイスで1尾目!
編集部スタッフは1投目で定番ゲストのアカタチ・・・。船長からタナを少し上げた方がいいとアドバイス。
底から7mにして1投目、モゾモゾとしたアタリが。ゆっくり聞き上げるとゴンゴンと確かな重みが!
魚が反転して走り始めたのだろう。
オマツリ防止のため即座に電動リールの高速で巻き上げる。
ドラグはもちろんガチガチに締めている。途中何度かの突っ込みを楽しみつつ無事に50cm程のイナダを抜き上げ。
トロイナダと言われるだけあって丸々と肥えた魚体だ。
オマツリよりハリス切れ!?
魚はいるタナが分かればこっちのもの。数尾のイナダを順調に追釣り。
すると一際大きなアタリが!
再度電動高速でゴリ巻きを開始。すると数秒後にフッと軽くなった。
巻き上げてみるとハリス切れだ。しかも、これが度々発生。
ワラサならおそらく丁寧なやり取りをすれば問題ないだろうが、なにせ片舷10人の大盛況だ。複数人を巻き込むオマツリ必至である。
オマツリで抜き上げ直前にバラす可能性も高く、さらにオマツリ解消にかかる時間なども考えると、やはりゴリ巻き一択だろう。
その代わりに、仕掛けはハリス4号・5号・6号・8号のものを多目に準備しておこう。
チームでタナを探れ!
その後も順調に追加してつ抜け間近というところでアタリが止まった。ここは5人で来ている数の利を活かすべきと、2m刻みでタナをずらしてみる。
すると底から10mの灰野さんにアタリ。早速次の一投で同じタナにすると即ヒット。
魚が若干上ずって来たようだ。もちろん中乗りさんへも情報共有。
その後も同じ作戦で順調に数を伸ばすことが出来た。
電動リールのバッテリーが?!
いよいよ終盤戦。
魚がヒットしてからゴリ巻きを開始するとすぐに電動リールが勝手に止まった?!
画面を見るとバッテリー切れ・・・。
残りのラインは約90m・・・。
しかもロッドホルダーすらない・・・。
まさかの手持ち&手巻きバトル開始だ!これはしんどい。
気合で20mほど巻いたところでバラし。正直ホッとしてしまった。
当日はモバイルバッテリーを利用。1日船でイナダクラスの連発にはもたないことが分かった。
これは良い教訓だ。